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ユース年代の育成における
IOCの合同声明
IOC consensus statement on
youth athletic development (Bergeronら、
2015)
衣笠 泰介, PhD
先任研究員
スポーツ開発事業推進部
日本スポーツ振興センター
イントロ
ユース年代における目標:健やかで、可能性を秘めた、吸収力の
高いユース年代が、広くオープンに継続して楽しくスポーツ参加
ができ、個人の能力に応じた成功体験を育むことができること
→ステークホルダーの保護者、コーチ、マネジャー、競技団体だけでなく、
アスリート自身の課題でもある
前提1「発掘・育成の成功事例は限られている」
→個人の発育発達や成熟度、行動発達とそれらの交互作用により、個人の
特性や日々の変化に大きく影響を受ける
前提2「ユース年代の育成は多面的で評価が難しく、初心者からトップア
スリートへのパスウェイも多様である」
→専門スキルやモチベーション、行動の発達に関わる総合学習のための環
境や、選考漏れやドロップアウト、オーバーユースによるケガ、オーバー
トレーニング、バーンアウト等のこともはっきり分かっていない
前提3「スポーツ全般や各競技の文化的背景に配慮する」
→フィロソフィー、システム、保護者の役割、共通の資源としてのユース
年代
1.成熟度
成長の度合いとタイミングの評価
生物学的成熟度=出生前から出生後20年近くに渡るプ
ロセスのこと
成熟度:観察時のその子の状態
→骨年齢、第二次性徴
成長のタイミング:成長の一定の特徴が現れた暦年
齢
→PHV(最大発育速度)、初潮の年齢※
※細かい年月まで記憶違いや記憶がないことが多い
成熟度の推定方法
推定方法 特徴
骨年齢
児童期から思春期後期までの成熟度の推定法で最も有用
推定方法:現在の身長、生物学上の両親、X線やMRIを通
じた骨端線離開
年齢確認には使用すべきでない
第二次性徴
思春期のみ有用
侵襲性や医師による評価の信頼性の課題がある
成人身長推定
Malinaら(2007、2012)のアメフトとサッカー選手の骨
年齢データを元に推定式を算出
推定された補正値やPHV年齢は、暦年齢とともに増加し、
SDの範囲も小さくなり、実年齢や初潮年齢の影響を受け
る
成人身長推定式も主にヨーロッパ系や思春期のみに適用
可能
発育による生理学的、
パフォーマンスの変化
• 骨格筋内のATP濃度→
• PCr(クレアチンリン酸)濃度/グリコーゲン量↑
• 乳酸濃度:児童期と思春期の子ども<成人
• 解糖系酵素活性?
• 外因性糖の代謝:子ども>成人
筋力
• 思春期中男子↑、思春期前から女子↗
• 思春期後、性差50%
有酸素・無酸素性能力
• VO2peak:男子8〜18歳まで↑
女子男子と同じ傾向だが、↗
• VO2peak↑=成熟度↑(年齢、体格、体組成に関係な
い)
• LT以上運動強度での脂質代謝:子ども>成人
• ウィンゲートテスト:〜12歳 女子>男子
17歳〜 性差50%
疲労耐性と疲労回復
• 心肺機能の回復↑
• PCr回復速度↑
• 酸塩基平衡の調整↑
• 酸化活性↑
• 運動単位動員↑
• 代謝副産物の除去↑
運動トレーニングに対する応答
• 筋力/有酸素/無酸素トレーニングに関するIOCの提
言(Mountjoyら、2008)
• 思春期前の子どもも筋力トレーニングの効果はある
→ただし、トレーナビリティは年齢と共に増加
• 体力の初期値を考慮すると、有酸素及び無酸素ト
レーニングに対する応答が、ユース年代の性別や年
齢、成熟度に影響を受ける、という説得力のあるエ
ビデンスはない
睡眠
• 最適な睡眠時間:8.5〜9.5時間
→トレーニングや大会によって↓
→学校の始業時刻、学業、社会活動や行事、カフェ
イン摂取、就 寝前のブルーライトによって↓
• 睡眠不足が障害発症率を高める可能性あり
• 介入プログラム(例:トレーニング負荷や学校行事
の調整)の導入が望ましい
発育発達に関わる現場の課題
• 主な課題:早期の選抜や将来の予測、最適な育成
• 特に思春期(9〜15歳頃)におけるユース年代の選抜
は、成熟度の影響を受ける
2.健康とコンディション:
専門化
• 早期専門化種目:体操競技、競泳、飛込、フィギュアス
ケート等
• 勝利主情主義:競争激化、プロ意識↑、トレーニング負荷
↑、大会数↑、リカバリー量↓
→スポーツ障害/健康障害↑
(例:オーバーユース、オーバートレーニング、バーン
アウト)
• 多種目経験:運動発達/運動能力↑、障害発症率↓、楽し
さや適性種目の発見
→多くの成功したトップアスリートも専門化する前に複
数種目 を経験
→思春期後に専門化した子どもは、安定した競技実績を
残し、障害 も少なく、より長い競技生活を送ることがで
きる
2.健康とコンディション
専門化
• 早期専門化種目:体操競技、競泳、飛込、フィギュアス
ケート等
• 勝利主情主義:競争激化、プロ意識↑、トレーニング負荷
↑、大会数↑、リカバリー量↓
→スポーツ障害/健康障害↑
(例:オーバーユース、オーバートレーニング、バーン
アウト)
• 多種目経験:運動発達/運動能力↑、障害発症率↓、楽し
さや適性種目の発見
→多くの成功したトップアスリートも専門化する前に複
数種目 を経験
→思春期後に専門化した子どもは、安定した競技実績を
残し、障害 も少なく、より長い競技生活を送ることがで
きる
継続的なトレーニングによる
傷害や健康障害
筋骨格系疾患
• オーバーユース:トレーニング負荷とリカバリーの不均
衡が原因
• 成長期の傷害:脊柱(例:脊椎分離症、脊椎すべり症)、
関節(離断性骨軟骨症)、骨端線離開(例:オスグット
病、シバー病)
身長・性的成熟度
• 高負荷のトレーニングによる発育への影響はない(例:
Malinaら、2013の体操選手の研究)
• 初経年齢はいくつかの種目では遅れるが、一般的には変
わらない
継続的なトレーニングによる
傷害や健康障害
心疾患
• ユース年代でも突然死が起こる
→メディカルチェックでも突然死の有病率の低下には繋
がらない
• 思春期前の持久性トレーニングによるスポーツ心臓
→構造的変化は少ない(適応>病理)
• 心疾患に関する縦断的研究が望まれる
傷害発症率と障害予防
傷害発症率
• 11〜18歳:35件/年間100名
→下肢(60%)、脳震盪(15%)
→男子:アイスホッケー、ラグビー、バスケット、サッ
カー、アメフ ト、レスリング、ランニング、スノー
ボード
→女子:バスケ、サッカー、アイスホッケー、体操、
ホッケー、ラン ニング
• 傷害発症率=競技人口の多さ
障害予防
• 筋力/持久性/バランス(固有受容感覚)トレーニン
グ:傷害発症率↓(特に下肢)
• 保護具(例:足首サポーター・テーピング、マウス・手
首ガード、ヘルメット)使用のルール化を
• コーチやアスリート、保護者の予防に関する知識が不十
慢性・急性臨床疾患
• ユース年代に見られる臨床疾患:喘息、多動性障害、イ
ンスリン依存型糖尿病、鉄欠乏貧血、変形性関節症
• 生命に関わる疾患:てんかん、インスリン依存による低
血糖、突然死
• 臨床疾患のあるアスリート
→スポーツ参加前のメディカルチェックを実施
→エビデンスに基づいた診断、アスリートの負担、パ
フォーマンス への影響、健康リスク、TUE(治療使用特
例)を考慮
過度の要求と期待による
心理的ストレス
• 自分自身あるいはコーチ/保護者による心理的ストレス↑
• フィールドテスト(例:安静時コルチゾール値、
POMS)によるバーンアウトの早期発見が有効
• うつ病:思春期の女子に多い
• コーピングスキルのトレーニングや目標設定は有効
• スポーツ活動のストレス+思春期特有のストレス
• コーチ教育:自主性を重んじ、ポジティブな上達思考の
環境整備を
• 保護者教育:教育プログラムを望んでいる
スポーツの悪用からアスリートを護る
• 性的暴力、ハラスメント、身体活動の強要を含めた精神
的・身体的虐待
• 組織的不正:オーバートレーニングやいじめを助長する
環境や、摂食障害や障害を抱えたままの大会参加を促す
選抜方法、鎮痛剤の乱用
→ユース年代の25%は、処方薬(例:鎮痛剤、興奮剤、
睡眠薬、抗 不安薬)の乱用を認める
→13〜68%は、筋肉増強剤の使用を認める
→大会やトレーニング時の医療保障が不十分
• ユース年代の安全を保護する方策を探る研究が望まれる
栄養:エネルギー・栄養素の必要量
とサプリメント
• 個人差はあるが糖質と脂質の摂取は、Desbrowら
(2014)のガイドラインを参照
• タンパク質のサプリメントは必要ない
• ビタミンD欠乏に陥りやすく、骨の健康と障害の予防の
ため、ビタミンDのサプリメントが必要かも知れない
• 特に女子は、鉄分やカルシウム(1300g/日)の摂取を
• トップコーチや思春期のアスリートの栄養に関する知識
が不十分
• 思春期の男子のサプリメント使用(エネルギードリンク
やプロテイン摂取等を含む)が蔓延
• ユース年代のサプリメント使用は、ドーピングのリスク
も高く、推奨しない
思春期における摂食障害
• 女子選手三主徴症候群(摂食障害、無月経、骨粗鬆症)
や競技別エネルギー不足(RED-S)
• 摂食障害は、健康障害やパフォーマンスにも悪影響を及
ぼす
→特に専門化の時期や大会のプレッシャーが増した時に
起こり やすい
→思春期の男子アスリートの3%、女子アスリートの
14%が経験
• 定期的なヘルスチェックで早期発見を
• 摂食障害の研究が望まれる
環境への適応
• 暑熱、寒冷、高地の環境への適応
→熱中症は、きちんとした対策を
→運動中の冷気吸入が、喘息を引き起こすことがある
→ユース年代に高地トレーニングは推奨しない
3.ユース年代の育成
長期競技者育成理論
• 長期競技者育成理論と実践にはギャップがある
→スポーツ参加におけるガイドラインがないと、基本的
運動スキル の喪失、傷害、バーンアウト、ドロップアウ
ト、有能なタレントの 埋もれにつながる可能性
→成功するかは保障されず、専門種目と個人の適性
のマッチングだ けではく、育成環境やシステム、運の影響
を受ける
• ユース年代の発掘・育成はセレクトインで行い、年代別
ではなく、発育発達に合わせて多面的に長期的な視点で
トレーニングを行う必要がある
• 個人要因(外的価値から内的価値へ)、社会要因(大人
主導から子ども主導へ)、物理的要因を統合して常に学
習しながら、ダイナミックに変化する育成年代に対応す
る
• 子供の頃の多様な意図的な遊びとトレーニングが、より
ユース年代の育成
タレント発掘・育成
• 社会主義の東欧諸国により発展したタレント発掘・育成
は、広く普及し体系的に行われるようになった
• タレント発掘・育成はある意味差別的で複雑であるが、
その国や文化、社会的背景に依存するため、万国共通の
方法論はない
• 外乱要因に影響されるため、タレントを見出すパフォー
マンス指標(例:生理学的、認知能力、機能的運動、社
会心理学的)の効果的な活用は難しい
• 提唱されているタレント発掘・育成システムと実際の結
果(輩出されるタレント)との間には、明らかなギャッ
プがある
• 早期のタレント発掘は、晩熟や早生まれの有能なタレン
トを見逃す可能性がある
→ドイツのサッカーは、オープンで長期的な育成で成功
(Gullich、 2014)
• トップアスリートとしての成功は、その国の社会文化的、
コーチ教育とコーチングの効果
• コーチの資質を高めるコーチ教育やメンターシップは、
競技団体の優先事項である
• コーチ教育では、1.学際的分野の知識、2.アスリー
トの資産 や反応、3.コーチングの文脈、を考慮する
→コーチの知識:専門的知識(例:競技専門、発育発達、
障害予 防、教授法)+対人的知識(例:アスリート、保
護者、コミュニ ティとの関係性)+個人内知識(例:
反省、内観)
→アスリートの反応:4C=資質+自信+関係性+人格
→文脈:Cote(1999)、Coteら(2012)のDMSPモデ
ルにおけ参 加コーチ(子ども、思春期/成人期)とパ
フォーマンスコーチ (思春期前、思春期後/成人期)と
いうコーチの4カテゴリー
• コーチング効果:アスリートの4C(アスリートの資質、
自信、関係性、人格)を高めるため、専門的・対人的・
個人内知識を一貫して適用すること
体力・競技熱・基本機能の向上
• 一般的に、身体活動量の減少により、筋力、基本動作ス
キル、神経筋機能が長年にわたり減少傾向
• 筋力トレーニング等を通したスポーツ参加が、スポーツ
障害のリスクの減少、楽しさの持続、競技力向上へ
→S&Cの早期からの導入:健康増進、競技力向上、障害
の減少
→個人の体力の弱みを早期発見し、系統的な克服をIOC
は提唱
• ユース年代のトレーニング:長期的な視点、多様なト
レーニング刺激、周期的なトレーニング計画、十分な休
養とリカバリー
→十分な神経系トレーニング↓=神経筋機能↓
→バランス、調整力、柔軟性、敏捷性、筋力、パワー、
持久力、ス ピード、予測能力等の広範な能力を統合して、
様々な場面で発揮 しながら困難な経験等を通して、自信、
予測、最適な状況判断能力 を養うこと
生理学的モニタリング・種目別専門的測定
• 測定評価の目的:タレント発掘、パフォーマンス予測、
強み弱みの把握、選抜、トレーニング効果、現状把握、
動機付け、競技特性の理解、競技力向上
• スポーツ生理学者の役割:測定項目の選定、測定結果の
解釈、トレーニングへの適用
→ユース年代における成熟度の評価と解釈の知識が必要
→倫理:選抜の是非を問うこと、同意書を得ること
• ユース年代の測定
→一般的測定プロトコール(体組成、筋力、有酸素性能
力、無酸素性能力)
→運動強度に対する動的応答
→測定結果の体格による補正
→専門的測定プロトコールの研究が望まれる
→実験室テストとフィールドテストの併用
4.IOCが提唱するユース年代の育成
• 現在のベストプラクティスの妥当性を研究する
• スポーツ全般や各競技の文化的背景について早急に取り
組むこと
• 現実に即して専門化の時期を考慮する
• 障害予防と競技力向上のため、多様性と個別性の観点か
ら、基礎的運動能力と専門的スキルの十分な獲得と、休
養とリカバリー、その他の要因(例:家族、学校、ライ
フスキル、社会発達)とのバランスをとることで、ユー
ス年代が健やかで楽しく経験を積むことができる
• エビデンスベースのベストプラクティスを確立すること
が、全てのユース年代の障害予防、競技力向上、健康増
進、継続的に充実した育成、個々の成功につながる
4.IOCが提唱するユース年代の育成
基本原則
• 個別性
• 成功の幅広い定義
• 現実的でエビデンス情報に基づいたオープンな育成フレーム
ワーク
• 吸収力の高い、適応力のあるアスリート
• 多様で意図的な遊びとトレーニング
• スポーツの価値を護る
• スポーツとライフのバランス
コーチング
• 挑戦的で楽しい雰囲気
• 研究ベースの育成
• アスリートの参加目的と受け入れの気持ちの考慮
• アスリートとのより良い関係性を構築するためのコーチ教育
• 学際的分野の専門家による支援
4.IOCが提唱するユース年代の育成
トレーニング・測定・障害予防
• 年齢、動作、安全、楽しさに配慮した多様なS&Cプログ
ラム
• 多様性と個別性を考慮した育成プログラム
• 測定結果のフィードバックにおける倫理的配慮
• 情報共有の戦略
• エビデンス情報に基づいた障害予防プログラム
• 痛みや傷害、疾病がある場合、プレーしない
栄養・水分補給・熱中症
• バランスのとれた食事を強調した食育
• サプリメントやエネルギードリンクのリスク
• 心疾患を早期発見するための教育、スクリーニング
• 暑熱環境の教育と対策
• 緊急対策マニュアル
4.IOCが提唱するユース年代の育成
競技団体・スポーツ機関
• 継続教育や安全に関わるポリシー・手順
• 多面性、長期性、個別性を考慮したタレント発掘・育成
• スポーツ経験の多様性と個別性
• 十分な休養とリカバリーに配慮した年齢とスキルに合わ
せた大会開催
行動で示そう!
我々IOCが、ここで提唱したことを全てのユース年代に関
わる競技団体が理解し、学び、行動すること、また、
コーチ、アントラージュ、医療従事者、マネジャーは、全
てのスポーツ参加者が継続的に楽しめる、安全で健全な経
験を育むため、エビデンス情報に基づいた行動を起こすこ
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