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クラウド型中央監視システム「F1-Cloud」
- 16. サブスクライブ料金例 16
ポイント数 同時接続数 ロギングデータ保持期間(年) 月額(円)
1000 10 1 60,000
3000 10 1 70,000
3000 10 5 80,000
10000 10 1 80,000
10000 30 1 110,000
10000 10 3 130,000
10000 10 10 190,000
30000 10 1 130,000
- 19. MTTR MTBF 稼働率 19
MTTR 平均修理時間
MTBF 平均故障間隔
稼働率 MTBF / MTBF + MTTR
比較するべきは、稼働率とシス
テムのトラブルでお客様の手を
煩わる回数と時間
- 20. MTTR MTBF 稼働率 20
クラウドサーバー ほとんど壊れない。
壊れても同じものを新設するまで最短5分。
クラウドサービス サービス障害はニュースでは目立つが、その
システムが影響を受ける確率は低い。
インターネット回線 以前より切れなくなってきている。
ビジネス用の回線の選択、冗長化、モバイル
バックアップなどの手段もある。
トラブル対応 現場に行かなくても原因究明でき、リモート
で復旧されらせるケースも多いため、停止時
間が短い。
クラウドでは・・・
Notas do Editor
- お客様に応じて中央監視システムの説明
- お客様に応じた説明
今現在は下二段ぐらい
F1-Cloudは一番下で、IoT、ブラウザ、スマホ、タブレットという最新の環境をもとにした中央監視システムで、ユーザーインターフェースの裏側はクラウドです。
これらの要素について少し復習しておきたいと思います。
- TCP/IP/Ethernetで機器の監視制御をするのは30年前から当たり前にやってきています。我々の業界からみれば、何を今更というところですが、
今のIoTの違いは、インターネットとクラウドというとになろうかとおもいます。
PCもサーバーもスマホもすべてインターネットに繋がっている前提になってきています。このすべてのコンピューターがつながっているインターネットに、機器をつなぐというところが、同じプロトコルであっても従来と大きく違うところです。
また、クラウドサービスというものが出現し、手元にあるコンピューターの種類や性能に関係なくアプリケーションが動作するようになりました。これは、コンピューターのメンテナンスが必要なくなるということにもつながります。
- IaaS、SaaSなどいろいろタイプがありますが、大きく言うと、手元のPCはサービスを受けるマンマシンインターフェースだけになり、処理もデータの保存もインターネット上のどこかにあるということです。
- もう一つの背景として、ブラウザの進化があげられます。
ほぼどのようなアプリでもブラウザで実現可能になり、ネイティブアプリのように機種やスペックを選んだり、それぞれごとのコードを書いたりする必要がなくなりました。
わたしどものF1-Cloudは、これら、インターネット、IoT、クラウド、ブラウザといった環境を活かした中央監視システムです。
そういう各要素の背景のなかで、クラウド版中央監視装置として作成したのがF1-Cloudです。
- そのため、F1-Cloudには、いままでのオンプレミス型の中央監視装置にはない特徴があります。
どこからでもマルチデバイスで使える、
IoT機器、クラウドサービスへの対応
クラウドサーバーによる堅牢性
進化する使いやすさと素早いメンテナンス対応
という主な4点をご説明いたします。
- 中央監視室からPCや大画面で監視・操作をおこなう従来のスタイルだけでなく、スマホやタブレットを持って現場機器の前で画面操作をおこなうことができます。また、メールやSMSなどでの警報通知はもちろん、二段階認証や証明書認証を備えているため、自宅や地球の裏側からでもその人の権限に応じた操作が可能です。
- 増えつつあるIoT対応製品と直接通信していくことが可能です。これは今後、機器が出てくれば素早く対応できるように設計しています。さらに今後の5G、6G時代には、ローカルバスやLAN配線をすべて無くしたシステムも構築可能になります。一方で、従来のローカルバスに対しても、IoTゲートウェイを介して接続して、最新の機能とどこからでもアクセスできる中央監視を実現します。また、様々なクラウドサービスと連携できるAPIを備えていますので、お客様のシステムに中央監視システムのデーターをかんたんに受け渡したり、他のサービスからの情報を生かしたシステム構築ができます。
- 堅牢な各種設備機器などと比較して、システムの中核である中央監視制御装置に使われるPCが壊れやすいと思いませんか?中央監視装置をクラウドにすることで、トラブルが大幅に少なくなり、万一の場合も現地に出向く時間を省き、即時対応できます。また、地震などの広域災害でもダウンしにくく、万一ダウンした場合でも、他のリージョンから前日までの状態をまるごとバックアップしたサーバーイメージを5分で立ち上げることができます。また大事なデータを失うこともありません。
- システムの停止時間を最小にして、ソフトウエアの改善・改修を必要な時にすぐにおこなうことができます。また、平面図の間仕切り変更など、グラフィック画面の編集をユーザーがおこなうことができます。さらに、管制員一人ひとりが自分用の分類で一覧画面を構成したり、よく見るデータをダッシュボード画面に配置したり、好みの色に変更したり、それぞれが使いやすい環境を個別に整えていくことができます。万一の障害発生時にも、遠隔での復旧や現地対応が必要な場合でも、現地の状態をあらかじめみきわめて、すばやい対応ができます。
- 基本のシステム構成です。
現場のBACnet機器、Modbusでつながった機器、I/OをIoT GWを介してF1-Cloudサーバーにインターネット経由で接続します。
ローカルのバスは現在BACnetとModbus/RTU、Modbus/TCPですが、今後対応を増やす予定です。
また、将来個別の機器が直接インターネットにつながるようになれば、GWなしで通信することも想定しています。
監視室のディスプレイやオペレーターのタブレットやスマホからインターネットを介してF1-Cloudサーバーに接続して、監視、操作をする形です。
- 複数のサイトでの中央監視に加えて、本部やセンターからも同じ画面が使えるようにしたり、操作権限を分けて各サイトでおこなう業務と本部で行う業務を効率よく再配置することも可能です。
- (一旦ここまで)
機能としては一般的な中央監視装置としての機能は普通にあると思っていただいて結構です。
対応しているローカル通信は、現在のところBACnet/IP、Modbus/TCP,Modbus/RTUです。今後ニーズに合わせて増やしていく予定です。
ブラウザは、Chrome、Edge、Safariで試験しています。
(インターネット回線の不安や冗長化、セキュリティの話までする場合はこれ以降のご説明)
- F1-Cloudは月額費用または年額費用を頂戴するという前提です。
現地工事、機器、試運転調整や設計ドキュメントなどの作成費は従来通り納入時に頂戴しますが、サーバーの構築、維持管理、ソフトウエア費用、セキュリティ更新、そして現場は別なのですが、中央監視の不具合対応、トラブルの受付を含めて月額料金の中に含まれます。
他にインターネットやVPNの接続料金がかかりますが、これは社内LANを使うとか、逆に何重にも冗長化した高額な回線を使うとか、その保守も付けるとか、物件によって異なると思います。
- 物件毎に様々な条件が違いますので、あくまで標準的な例として見て頂きたいのですが、ほとんどの物件が月額6万円~20万円ぐらいの範囲になると思います。
中央監視装置がないローカル機器にどの程度の保守が必要かということを考えて加算しなければならないのですが、従来から必要な保守契約料金と初期費用に中央監視サーバーの構築費がかからないところを盛り込んで計算していただくと、平均すると従来より少し高いかもしれませんが、場合によっては安い場合もあると思いますし、クラウドのメリットに価値を感じて頂ければ、検討頂ける料金ではないかと思います。
- ほとんどのお客様が言われるのは、「インターネット接続回線が切れたらどうするんだ!」ということです。全部動かなくなるじゃないか、というものです。
- でも、従来のオンプレミス型中央監視システムなら止まらないのか?
答えはもちろんNoです。はっきり言ってシステムが停止するトラブルは珍しくありません。
- 問題は、絶対に止まらないのか?という無理な問いかけではなく、稼働率が従来より低いのか高いのか、ということではないでしょうか。
- F1-Cloudでは、サーバーはまず壊れることがありませんし、万一壊れても、同じものを前日のバックアップを使ってサーバー再構築するまで、5分程度です。それで立ち上がり、稼働します。
また、AWS、Google Cloudなどの障害は大きなニュースになりますが、実際には本当に全部が止まるような障害はまずありません。弊社でも業務用のサーバーをすべてAWSに移してから8年余りになりますが、その間AWSの大規模障害は何度かニュースになっているものの、実際に弊社のサーバーがAWSの障害で使えなくなったことは一度もありません。
インターネット回線については、フレッツのコンシューマー向けの回線、いわゆるフレッツファミリーでは、昔は度々夜中に切れていましたが、今は工事やメンテナンスでいちいち切れることはほとんどなくなりました。ビジネス用の回線や接続保証付きの契約にすればさらに切れません。回線の冗長化やモバイルバックアップを使えば、従来の構内ネットワークで発生する障害よりも稼働率が下がるとは思えません。
なにより、トラブル発生時に現場を往復する時間や代替え機などの機器の準備をする時間が省略できることが多くなり、システムが停止している時間が桁違いに短くなります。
確かに、インターネット回線をどのような形にするかは問題として残ります。
これは、システムにどの程度の稼働率を求めるかとか、万一の場合は現場で対応できるようになっているかとか、ロギングデータ欠落の許容度とか、物件の必要性よってインターネット回線の冗長化をコスト比較で選定すれば、オンプレに比べて稼働率が下がることはないと考えています。
- そのインターネット接続回線の冗長化ですが、いくつか方法があります。
光回線を二本引く方法、プロバイダを2社契約してどちらからでもつながるようにする方法、またさらにそれを2本の光回線でおこなう方法、ルーターを冗長化してそれぞれに光回線をつなぎ、ルーターの故障にもそなえる方法などが考えられますが、弊社では、光回線1本とモバイル回線をバックアップように1本用意する構成を標準として考えています。接続性とコストのバランスが最も優れているからです。
- さらに、本当に絶対に切れないことが要件であれば、ローカルのネットワークも冗長化するはずです。
この図ではローカルのハブをスタック構成にして2重化し、インターネットにつながるルーターもVRRPで冗長化、さらに回線ごとにルーターを用意して、光回線とモバイル回線を2社契約する構成となっています。
どれかの機器が故障しても、どれかの回線が止まってもF1-Cloudとの接続が維持されます。
- それでも理屈はともかく、とにかく現地にサーバーがないと納得されないお客様もいらっしゃいます。
その場合は、回線の冗長化のありなしに関わらず、ローカルにバックアップサーバーを置いて、回線が切れても最低限の操作や警報監視を継続するという構成も可能です。
お客様が回線が切れたと考えられる場合に、ローカルバックアップサーバーを起動すれば、IoT GWはローカルバックアップサーバーに接続します。
クラウドサーバーでおこなっていた設定の変更やスケジュールデータ、グルーピングなどは反映されませんが、最低限の監視操作は可能です。
- もう一つ、必ずお客様が言われる懸念は、「セキュリティは大丈夫なの?」というものです。
- F1-Cloudでは様々なセキュリティ対策が施されています。
ファイヤーウォール、2段階認証、暗号化通信、証明書などによって情報漏洩や侵入を防いでいます。
(お客様に合わせて詳細を説明するかどうか)
また、昨今はオンプレミス型中央監視装置でも、メール通報やブラウザでの遠隔監視機能を備えていることも多いと思います。その中には、インターネットへつながる経路が存在するのに、ほとんど無防備なシステムも多いと思われます。
はじめからインターネットを前提としたF1-Cloudは、十分にセキュリティを考慮した設計がされていますし、日々進化する攻撃方法に対しても、現地に行くこと無く素早く対策をアップデートすることができます。
- 我々はインターネットに接続していても十分にセキュアであると考えていますが、インターネットに接続する以上、絶対に大丈夫とは言えないのでダメだというお客様には、F1-Cloudと現地をVPNで接続し、それ以外のインターネット接続をすべて遮断するという方法もあります。
この場合は、当然ながらインターネット接続を前提とした機能はつかえなくなります。
インターネットにつながるプロバイダ契約をした上でルーターでVPNを張りならが他の接続を遮断する方法の他に、IP-VPNサービスからAWS Direct Connectで接続することにより、インターネットを通らない接続をすることも可能です。
いずれの場合も、メール通知、SMS通知については、AWSの内部サービスを使うため失われません。
また、弊社からの遠隔メンテナンスも可能です。