SlideShare a Scribd company logo
1 of 37
Download to read offline
2018年9月20日
株式会社シグマクシス
本橋 峰明
クラウド環境をベースに一からスクラッチで開発した
Transactional SQL Data Warehouse「Snowflake」の
ここがスゴい!
1
Agenda
1. 自己紹介
2. Snowflakeとは
最近の大量データ処理基盤
従来型DWHの限界
Snowflakeと他社DWHとのベンチマーク
Snowflake Computing
DWHに求められる機能とSnowflakeの特長
Snowflakeの設計思想
3. Snowflakeアーキテクチャ
アーキテクチャ概要
ステージ
テーブル
ウェアハウス
リザルトキャッシュ
ユーザアクセス
その他情報
4. 価格
5. パフォーマンスを考慮した設計
(Snowflake/BigQuery/Redshift)
6. まとめ
7. 参考情報
2
1. 自己紹介
3
1. 自己紹介
• Name
- 本橋 峰明(Mineaki Motohashi)
• Contact
- mineaki.motohashi@gmail.com
• Job
- データベースベンダにて、技術コンサルティング、プリセールス、新入社員教育
- コンサルティングファームにて、セキュリティ関連のコンサルティング、
ERP基盤関連を中心に構想立案から提案、構築、運用
- 事業会社にて、ID-POSシステムの設計/開発/運用、プロジェクト/ベンダ管理、技術検証
- 現職にて、デジタルトランスフォーメーションに関するITコンサルティング
• Database Experience
- Oracle Database、Microsoft SQL Server、Postgres、MySQL、Pivotal Greenplum、Google
BigQuery/Cloud Spanner、HPE Vertica、AWS Redshift、MemSQL、Snowflake、SAP HANA
• Contents
- https://www.slideshare.net/mmotohas/
 Snowflake Elastic Data Warehouse as a Service
アカウント登録、データベース作成/ロード/検索手順、Webコンソール
 Snowflake Architecture and Performance(本資料)
設計/管理/運用する上で必要となるアーキテクチャ、パフォーマンスを考慮した設計方法
• Residence
- 厚木
• Hobby
- ボウリング、バドミントン
4
2. Snowflakeとは
5
最近の大量データ処理基盤
• 大量処理にはHadoop/Sparkベースのソリューションが向いていると分類される
ことが多いが、本当にそうなのか?
• AWS Redshift、Google BigQuery、HPE Vertica、Pivotal Greenplumを始め、
様々な分散データベースが存在するが、良し悪しや向き不向きは?
• 様々な大量データ処理基盤が存在するが、性能と使いやすさを両立する基盤は
ないのか?
6
従来型DWHの限界
• 従来型DWHはダイナミックな弾力性(Elasticity)を提供できる設計がされていない。
- アプライアンス製品は、ベストプラクティスに基づいて決められた構成
- ソフトウェア製品は、かなりの運用作業を伴うため、真に弾力性を持つとは言いがたい
- クラウドサービスは、ソフトウェア製品をクラウド環境に移植しただけのものが多い
• 共有ディスクアーキテクチャ vs 非共有アーキテクチャ(昔話の再掲)
- 共有ディスクアーキテクチャは、ノード数が増えると、ストレージとネットワークがボトル
ネックとなりうる
- 非共有ディスクアーキテクチャは、複数ノードへの最適なデータ配分や、データ再分散がボト
ルネックとなりうる
• Snowflakeは、ストレージとコンピュートリソースを
物理的に分離しつつ、論理的に統合した新しいアーキ
テクチャを実現
• クラウドを前提として、一からデータベースを開発
- スクラッチでデータベースを開発できるエンジニアは世界中
で50人程度と言われているが、そのうち20~30人程度が
Snowflake Computingに在籍
- 経営陣だけでもデータベースに関する130以上の特許を保有
The Data Warehouse Build for the Cloud
7
Snowflakeと他社DWHとのベンチマーク (1/2)
• ETLツールベンダであるFivetranが顧客からどのDWHを選択すればよいか頻繁に聞か
れることから、メジャーなDWH製品(Amazon Redshift、Snowflake、Azure SQL Data
Warehouse、Presto、Google BigQuery)のTPC-DSベンチマークを実施
• 100GBおよび1TBのデータセットに対して、99のクエリをそれぞれ実行し、実行時間とコスト
を計測
• 計測条件、結果の詳細は以下を参照
https://fivetran.com/blog/warehouse-benchmark
• ベンチマークに使用したソースコードは、GitHubに公開
https://fivetran.com/blog/warehouse-benchmark
• SnowflakeのサンプルデータベースにはTPC-DSの10TB、100TBスケールのデータセットが用意
されている
Data Warehouse
100GB Scale 1TB Scale
Configuration Cost/h Configuration Cost/h
Redshift dc2.large×8 $2.00 dc2.8xlarge×4 $19.20
Snowflake X-Small $2.00 Large $16.00
Azure
Data Warehouse
DW200 $2.42 DW1500c $18.12
Presto n1-standard-8×4 $1.23 n1-standard-8×32 $9.82
BigQuery On-demand - On-demand -
8
Snowflakeと他社DWHとのベンチマーク (2/2)
• TPC-DSの99クエリをそれぞれ実行した際の実行時間、コストの相乗平均を算出
• 100GBスケール、1TBスケール双方において、Snowflakeが他のDWHと比べて価格性
能比で圧倒
Data
Warehouse
100GB Scale 1TB Scale
Query
Performance
(Geomean)
Cost
Performance
×Cost
Query
Performance
(Geomean)
Cost
Performance
×Cost
Redshift 19.54s $0.06 1.172 21.50s $0.637 13.696
Snowflake 6.12s $0.019 0.116 10.74s $0.265 2.846
Azure
Data
Warehouse
20.94s $0.078 1.633 10.13s $0.284 2.877
Presto 10.31s $0.02 0.206 14.78s $0.224 3.311
BigQuery 8.10s $0.034 0.275 14.32s $0.305 4.368
9
Snowflake Computing
• 2012年に創業し翌年から毎年資金調達、調達総額は$473M(約630億円)で、評価額
は$1.5B(約1,650億円)となり、アメリカで2018年初めてのユニコーン企業
• 過去1年で顧客ベースは300%増加し、Snowflakeに保存されている顧客データは4倍
• 経営陣の顔ぶれがデータベース業界の重鎮
- CEOは元MicrosoftのAzureも含むServer/Toolsビジネスを牽引していたBob Muglia
- CTOは元OracleのRACのLead ArchitectのBenoit Dageville
- Founder Architectは元OracleでOptimizationグループのLeadのThierry Cruanes
- Co-FounderのMarcin Zukowskiは世界最速といわれるカラムナーデータベースVectorwise(現Actian Vector)
を開発したデータベースアーキテクト
- VP of Engeneeringは元MicrosoftのGM、FacebookのデータインフラチームのLeadのSameet Agarwalで、世
界最大規模のHadoop環境を構築し、Hive、Presto、Scubaなどのテクノロジーをインキュベート
• 数多くの調査会社のレポートで高評価
₋ ForresterWave「BigDataWarehouse Q2 2017」にてStrong Performerと評価
₋ Gartner「Critical Capabilities for Data Management Solutions for Analytics(16 March 2017)」のVendors’
Product Scores for the Traditional Data Warehouse Use CaseにてBigQueryより高評価
₋ Gartner「Magic Quadrant for Data Management Solution for Analytics (13 February 2018)」にて
Challengerと評価(2017年はNiche Player)
• Looker、Tableau、Informatica、TreasureDataなど様々なツールが次々対応
• アメリカではかなりの認知度で、2017年のAWS re:Inventではプラチナスポンサー
• 2018/2/21にシドニー、メルボルンにAsia Pacific and Japanオフィスを開設
• もともとAWS上でCloud NativeなDWHサービスを展開していたが、2018/7/12より
Azure上でもサービスを開始
10
DWHに求められる機能とSnowflakeの特長(1/2)
• すぐに簡単に始められる(Evaluating Time to Value)
- ETLなしでも簡単にデータをロード可能
- サーバレスETLツールSnowpipeによりリアルタイムデータ取り込み可能
- 半構造化データも扱えて1つのデータベースに統合可能
• 使用した分だけ支払う(Usage-based pricing)
- 秒単位の課金
- 最大ワークロードに合わせたキャパシティ不要
- アクセスがない時は自動でサスペンドさせることができ、その間は費用がか
からない
- コンピューティング/ストレージリソースを自由に変更可能でき、費用を最
適化可能
• 標準SQL(Standard SQL)
- SQL-99の大部分、およびSQL-2003の分析拡張部分をサポート
• スケーラビリティ(Scalability)、弾力性(Elasticity)、高性能(High Performance)
- リアルタイムに処理性能と同時実行性能を変更可能
- 処理量に応じて自動スケールアウト/ダウン
- ワークロードを分離することによる競合の回避、ボトルネックが発生しない
アーキテクチャ、制限なしの同時実行性能(Unlimited Concurrency)
- 従来型のDWHと比較して、最大で200倍高速、かつ1/10のコスト
11
DWHに求められる機能とSnowflakeの特長(2/2)
• データ共有(Data Sharing)
- データ/API連携ではなく、データベースの一部をアクセス制御をかけて、他組
織に共有
- 他組織はコンピュートリソースを用意し、データベースアクセス(費用は他組織
で負担)
• 高可用性(High availability)
- 複数データセンタにまたがって環境が構築されていて、障害発生時にも迅速な
復旧が可能
• バックアップ/リカバリ(Backup/Recovery)、クローン(Clone)
- Table/Schema/Database単位でPoint-in-time Recovery
- 削除してしまったTable/Schema/Databaseの復元も可能
- 過去時点のデータに対してもクエリを実行可能
- 過去時点のTable/Schema/Databaseをクローン可能
• セキュリティ(Security)
- 全ての通信経路、およびデータを暗号化
- 多要素認証
- SAML2.0によるフェデレーションサービス
- SIEMによる監視および通知
- SOC2 Type II、PCI DSS、HIPAAといった第三者によるセキュリティ認証/認定
• 運用管理作業の低減(Self-managing services)
12
Snowflakeの設計思想
データベースの在り方を根本的に変える設計思想
• 一般的なDWH周辺のデータフロー
- 複数のソースDBからデータを抽出して、何らかのストレージに転送し、そこから
DWHにデータを取り込む
- さらに、DWHから分析用DBなど、組織外含めてさまざまなシステムにデータを
連携(抽出、転送、取込)して、活用することになり、結局同じデータが複数箇所
に散在する
• 組織におけるデータプラットフォームの課題
- 組織内であればあるデータは本来1ヵ所にだけあれば良いが、様々なシステムが
同一DBにアクセスすると互いの処理が干渉し合って、性能が出なくなるため、
やむを得ずデータベースを分けている
- 組織外にデータを連携するケースもデータプロバイダであればかなりの数になり、
抽出バッチのスケジュールにも空きがなくなってくる
Single Database Platform of Truth
• Data Sharing、Secure Viewという機能を活用することでデータを2重持ちせず、1ヵ所
で管理することが可能
• ワークロードごとにコンピュートリソースを用意することで、同一データにアクセスし
ても競合は発生しないアーキテクチャ
13
3. Snowflakeアーキテクチャ
14
アーキテクチャ概要
• クラウド(*1)をベースに構築されたDWHサービスで、Elastic、ハイパフォーマン
ス、低価格、かつストレージおよびコンピュートリソースが分離されていることに
よりボトルネックが発生しないのが特徴。
Staging Location(S3バケット)
File
s
File
s
Files
File
s
File
s
Files
File
s
File
s
Files
テーブル
(Object)
S3
EC2
クラスタ1
SSD
(パーティ
ション
キャッシュ
・・・
クラスタn
SSD
(パーティ
ションキャッ
シュ)
クラスタ
SSD
(パーティションキャッシュ)
リザルトキャッシュ
オンライン用
Warehouse
バッチ用
Warehouse
リザルトキャッシュ クラウド
サービス
認証、認可
インフラ
管理
Web管理
ツール
オプティマ
イザ
トランザク
ション管理
セキュリ
ティ
ステージ(Object)
メタデータ
ウェアハウスウェアハウス
(*1) Azureでも提供されているが、図はAWSの例
15
ステージ
• ユーザ・ステージ、テーブル・ステージ、インターナル・
ネームドステージの3種類が存在
- ユーザステージ(@~)
ユーザ固有のファイルを格納するために用意されているステージング領域
- テーブルステージ(@%<table_name>)
テーブルごとに用意されているステージング領域
- インターナルネームドステージ(@<stage_name>)
最も柔軟性があるステージング領域で、必要に応じて作成する必要があるステージング領域
で、複数ユーザでロードしたり、複数テーブルにロードする際に使用する
• データベースに登録したいファイルをPUTコマンドでステージング領域に格納した
後、COPY INTOコマンドでステージング領域からデータベーステーブルにロード
• S3に格納されているデータであれば、COPY INTOコマンドでステージング領域を
経由して直接データベーステーブルにロード可能
• ロードファイルを10~100MBに分割した方がパフォーマンス向上可能
• データロードだけでなく、ステージ、もしくはS3にアンロード可能
• Snowpipeを使うことで、取り込み処理をサーバレスで行うことが可能
₋ S3バケットからAmazon SQS通知をトリガとしてのデータロード
₋ REST APIをトリガとしてのデータロード
Staging Location(S3バケット) F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
テーブル
(Object)
S3
EC2
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
リザルトキャッシュ
オンライ
ン用
Warehou
se
バッチ
用
Wareho
use リザルトキャッシュ クラウド
サービス
認証、
認可
イン
フラ
管理
Web
管理
ツー
ル
オプ
ティ
マイ
ザ
トラン
ザク
ショ
ン管
理
セ
キュ
リティ
ステージ(Object)
メタ
デー
タ
16
テーブル(1/3)
Staging Location(S3バケット) F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
テーブル
(Object)
S3
EC2
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
リザルトキャッシュ
オンライ
ン用
Warehou
se
バッチ
用
Wareho
use リザルトキャッシュ クラウド
サービス
認証、
認可
イン
フラ
管理
Web
管理
ツー
ル
オプ
ティ
マイ
ザ
トラン
ザク
ショ
ン管
理
セ
キュ
リティ
ステージ(Object)
メタ
デー
タ
<マイクロパーティション>
• 従来型のデータウェアハウスでは、パフォーマンスと
スケーラビリティを実現するために、テーブルを静的
パーティショニングで分割
₋ 指定する分散キーによっては、データが不均衡になる
₋ メンテナンスに手間がかかる
• Snowflakeでは、テーブル内のデータが複数行単位で自動分割され、それぞれマイ
クロパーティションにマッピングされる
₋ ユーザが明示的にデータ分割方式を定義する必要がない
• 圧縮前で50~500MB(Snowflake内では圧縮される)に
分割されるため、クエリ高速化するためのプルーニング、
DMLの効率化が可能
• マイクロパーティション内で列ごとに個別に格納、
圧縮される
Country Product Revenue
US Camera 3,000
US TV 1,250
JP Camera 700
US Video 2,000
JP TV 500
UK TV 450
テーブルイメージ(PRODUCT_REVENUE)
Micro
Partition1
(row3,5,6)
Country
JP
JP
UK
Product
Camera
TV
TV
Revenue
700
500
450
Micro
Partition2
(row1,2,4)
Country
US
US
US
Product
Camera
TV
Video
Revenue
3,000
1,250
2,000
マイクロパーティション物理格納イメージ
17
テーブル(2/3)
Staging Location(S3バケット) F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
テーブル
(Object)
S3
EC2
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
リザルトキャッシュ
オンライ
ン用
Warehou
se
バッチ
用
Wareho
use リザルトキャッシュ クラウド
サービス
認証、
認可
イン
フラ
管理
Web
管理
ツー
ル
オプ
ティ
マイ
ザ
トラン
ザク
ショ
ン管
理
セ
キュ
リティ
ステージ(Object)
メタ
デー
タ
<クラスタリングキー>
• データ格納時に、日付などの列は自動的にソートされて格納
されるが、クラスタリングキーを定義することで、マイクロ
パーティション内のデータの並び順を明示的に制御することが可能
₋ カーディナリティが高いWHERE句で指定される列や結合列を指定することで、クエリのス
キャン効率や列圧縮率を高めることが可能
₋ 明示的にRECLUSTER句を指定したALTER TABLEコマンドを実行することで、テーブルを
再クラスタリング可能
<永続テーブル/トランジエントテーブル/テンポラリテーブル>
• 永続テーブルは、ユーザが明示的に削除するまでデータが保持され、タイムトラ
ベル&リカバリが可能
• トランジエントテーブルは、ユーザが明示的に削除するまでデータが保持され、
タイムトラベルは可能だが、リカバリできない
• テンポラリテーブルは、セッション単位でデータを保持するため他のユーザは参
照できず、タイムトラベルは可能だが、リカバリはできない
Table Type Persistence Time Travel Retention
Period (Days)
Failsafe Period (Days)
永続(EE以上) 明示的に削除されるまで 0~90 7
永続(PE以下) 明示的に削除されるまで 0 or 1 7
トランジエント 明示的に削除されるまで 0 or 1 0
テンポラリ セッションの間 0 or 1 0
18
テーブル(3/3)
Staging Location(S3バケット) F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
テーブル
(Object)
S3
EC2
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
リザルトキャッシュ
オンライ
ン用
Warehou
se
バッチ
用
Wareho
use リザルトキャッシュ クラウド
サービス
認証、
認可
イン
フラ
管理
Web
管理
ツー
ル
オプ
ティ
マイ
ザ
トラン
ザク
ショ
ン管
理
セ
キュ
リティ
ステージ(Object)
メタ
デー
タ
<Secure View>
• Secure Viewを使用することで、ビュー定義、およびビュー
を構成するテーブルへのアクセスを隠蔽した状態であっても、
ユーザが必要なデータにアクセスすることが可能
₋ CURRENT_ACCOUNT、CURRENT_ROLE、CURRENT_USERファンクションを活用するこ
とで、セキュアにデータシェアリング(後述)を行うことが可能
19
ウェアハウス(1/2)
Staging Location(S3バケット) F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
テーブル
(Object)
S3
EC2
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
リザルトキャッシュ
オンライ
ン用
Warehou
se
バッチ
用
Wareho
use リザルトキャッシュ クラウド
サービス
認証、
認可
イン
フラ
管理
Web
管理
ツー
ル
オプ
ティ
マイ
ザ
トラン
ザク
ショ
ン管
理
セ
キュ
リティ
ステージ(Object)
メタ
デー
タ
• ウェアハウスは、ストレージと分離されたコンピュート
リソースで、クエリやDMLを実行する際に必ず必要
• ウェアハウスが起動している間、エディション、ウェアハウスサ
イズ、クラスタ数に応じてクレジットが消費され、費用がかかる
• ウェアハウスサイズは、クラスタ内のサーバ数を示していて、1サーバのスペックは
「Amazon c3.2xLarge 8 cores, 15 gigs of ram, 160 SSD」
₋ リニアな性能向上を実現 (ウェアハウスサイズを倍にすると、処理時間は1/2)
<エディション>
• エディションには、Standard Edition、Premier Edition、Enterprise Edition、
Enterprise Edition for Sensitive Data、Virtual Private Snowflakeがあり、
エディションごとにコンピュートリソースの時間あたりの単価が決められている
₋ 詳細は「4. 価格」を参照のこと
Warehouse Size Servers/Cluster Credits/h Credits/s Additional Details
X-Small 1 1 0.0003 CREATE WAREHOUSEコマンド実行時のデフォルトサイズ
Small 2 2 0.0006
Medium 4 4 0.0012
Large 8 8 0.0024
X-Large 16 16 0.0048 Webインタフェースでウェアハウス作成時のデフォルトサイズ
2X-Large 32 32 0.0096
3X-Large 64 64 0.0192
4X-Large 128 128 0.0384
20
ウェアハウス(2/2)
Staging Location(S3バケット) F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
テーブル
(Object)
S3
EC2
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
リザルトキャッシュ
オンライ
ン用
Warehou
se
バッチ
用
Wareho
use リザルトキャッシュ クラウド
サービス
認証、
認可
イン
フラ
管理
Web
管理
ツー
ル
オプ
ティ
マイ
ザ
トラン
ザク
ショ
ン管
理
セ
キュ
リティ
ステージ(Object)
メタ
デー
タ
<クラスタ数>
• ウェアハウス内でクラスタを複数作成可能(EE以上)
₋ クラスタ数は1~10を指定可能
₋ オートサスペンド(ユーザアクセスがなくなった後何秒でサスペンド
するか設定可能)/オートレジューム可能
₋ 4X-Largeで10クラスタ起動すると、c3.2xLargeのEC2が1,280台起動し、1時間でEEの場
合3,840ドルもかかるため、クラスタ数を増やす場合は慎重に!
• ALTER WAREHOUSEコマンドにて、ウェアハウスのサスペンド/レジューム可能
₋ サスペンドしている間は課金されない
₋ ウェアハウスが起動している間のみ秒単位で課金される
• 例えばオンライン/夜間バッチのようにユースケースが異なる処理については、
ウェアハウスを複数作成することでウェアハウス間の競合なく処理を行うことが
可能
• ウェアハウスサイズによって単一処理時間、クラスタ数によって同時実行数を調
整することが可能
• パーティションキャッシュはマイクロパーティションのキャッシュで、ウェアハ
ウス起動後にクエリを実行することで、スキャン対象データがウェアハウスの実
体であるEC2のSSDにキャッシュされる
₋ ウェアハウスの起動/レジューム直後はデータがキャッシュされていないため、初回アク
セスから性能を出したい場合は、ウォームアップも検討する必要あり
₋ 検索対象データが大量な場合は、全てのデータがSSDに載るかも確認が必要
21
リザルトキャッシュ
Staging Location(S3バケット) F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
テーブル
(Object)
S3
EC2
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
リザルトキャッシュ
オンライ
ン用
Warehou
se
バッチ
用
Wareho
use リザルトキャッシュ クラウド
サービス
認証、
認可
イン
フラ
管理
Web
管理
ツー
ル
オプ
ティ
マイ
ザ
トラン
ザク
ショ
ン管
理
セ
キュ
リティ
ステージ(Object)
メタ
デー
タ
• クエリの実行結果のキャッシュでS3に24時間格納されている
• クライアントはクラウドサービス経由か直接S3からダウンロード
₋ サイズの上限はない
₋ 性能検証を行う場合はUSE_CACHED_RESULTをFALSEにすることで
リザルトキャッシュを無効化することも検討
22
ユーザアクセス
Staging Location(S3バケット) F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
テーブル
(Object)
S3
EC2
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
リザルトキャッシュ
オンライ
ン用
Warehou
se
バッチ
用
Wareho
use リザルトキャッシュ クラウド
サービス
認証、
認可
イン
フラ
管理
Web
管理
ツー
ル
オプ
ティ
マイ
ザ
トラン
ザク
ショ
ン管
理
セ
キュ
リティ
ステージ(Object)
メタ
デー
タ
• 標準SQL
https://docs.snowflake.net/manuals/sql-reference/intro-
summary-sql.html
₋ SQL-99の大部分、およびSQL-2003の分析拡張部分をサポート
₋ データ型、SQL構文、事前定義関数
• ユーザ定義関数
https://docs.snowflake.net/manuals/sql-reference/user-
defined-functions.html
• トランザクションサポート
https://docs.snowflake.net/manuals/sql-
reference/transactions.html
₋ S3に格納されているデータの整合性担保は、メタデータを管理してい
るFoundationDBで実現
₋ サポートしている分離レベルはRead Commitedのみ
23
その他情報
Staging Location(S3バケット) F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
F
i
l
e
s
テーブル
(Object)
S3
EC2
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
ウェアハウス
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
S
S
D
(
パ
ー
テ
ィ
シ
ョ
ン
キ
ャ
ッ
シ
ュ
)
・
・
・
リザルトキャッシュ
オンライ
ン用
Warehou
se
バッチ
用
Wareho
use リザルトキャッシュ クラウド
サービス
認証、
認可
イン
フラ
管理
Web
管理
ツー
ル
オプ
ティ
マイ
ザ
トラン
ザク
ショ
ン管
理
セ
キュ
リティ
ステージ(Object)
メタ
デー
タ
<Data Sharing>
• 従来のデータ連携では、ファイル出力/連携/取り込み、もしくは
APIによる連携が必要だった
• Snowflakeが以下のアーキテクチャを持っていることで、自社DB
と他社DBの一部をセキュリティを担保しつつ、最も効率的に連携することが可能
₋ コンピュートとストレージの疎結合
₋ 強固なメタデータ管理によるアクセス制御
₋ 無制限な同時実行
<クローン>
• テーブル、スキーマ、データベース単位でクローニング可能
• クローンは数秒で完了し、かつ追加のストレージコストは発生しない
• タイムトラベル機能と合わせて使用することで、EE以上であれば
最大90日前のクローンも作成可能
<バックアップ&リカバリ>
• 従来型のデータベースでは、多くの場合完全バックアップと増分バックアップを
取得
₋ データストレージの増大
₋ データ再ロード、リカバリ時のビジネスダウンタイム
₋ (場合によって)最後のバックアップ以降のデータ損失
• マルチデータセンタや冗長化アーキテクチャは従来のバックアップの必要性を大
幅に軽減する
• データ破損や紛失の可能性はあるため、効率的で費用対効果の高いバックアップ
の代替手段として、7日間分の回復可能な履歴データ(Failsafe)を自動取得
24
4. 価格
25
Receive $400 worth of free usage for 30-days!
• 費用がかかるのは、ウェアハウス(コンピュート)とストレージの2種類
• ウエアハウスは起動している間、ウェアハウスサイズ、クラスタ数、エディショ
ンに応じて「クレジット」が消費され、秒単位で課金される
• 1サーバのスペックは「Amazon C3.2XLarge 8 cores, 15 gigs of ram, 160 SSD」
• Enterprise Editionで利用できるマルチクラスタウェアハウスを使うと、10クラス
タまで起動することが可能
• 料金体系としては、秒単位の従量課金であるオンデマンド、事前に購入するクレ
ジット数に合わせた割引が適用されるキャパシティの2種類
• リージョンによって費用が変わるが、レイテンシと費用を考慮すると、AWS-US
Westがおすすめ
Warehouse
Size
Servers
/Cluster
Credits/h
X-Small 1 1
Small 2 2
Medium 4 4
Large 8 8
X-Large 16 16
2X-Large 32 32
3X-Large 64 64
4X-Large 128 128
Standard
Edition
Premier
Edition
Enterprise
Edition
Enterprise
Edition for
Sensitive
Data
Virtual
Private
Snowflake
オンデマンド – US
コンピュート $2.00/hr $2.25/hr $3.00/hr $4.00/hr Contact
ストレージ $40/TB/mo Contact
キャパシティ – US
コンピュート Contact Contact Contact Contact Contact
ストレージ $23/TB/mo Contact
■サーバ/クラスタ数とクレジットの関係 ■クレジットあたりの費用(USリージョンの場合)
26
5. パフォーマンスを考慮した設計
27
性能を引き出すための検討事項(Snowflake)(1/2)
〇設計のキーとなる項目
• マイクロパーティション
₋ テーブル内のデータが行単位でマイクロパーティションに自動分割される
₋ マイクロパーティション内で列ごとに個別に格納、圧縮される
• クラスタリングキー
₋ 指定しなかった場合も、日付などの列は自動的にソートされて格納されるが、
明示的にカーディナリティが高いWHERE句で指定される列や結合列を指定す
ることで、クエリのスキャン効率や列圧縮率を高めることが可能
₋ 検索効率の高い順番に複数列を指定することで、Oracle Databaseの索引構成
表のようにデータが格納される
• パーティションキャッシュ
₋ クラスタ起動時にはパーティションキャッシュにはデータがロードされず、
クエリ実行によって初めてロードされるため、ウォームアップの仕組みを用
意しておくことが望ましい
• リザルトキャッシュ
₋ 特に何も設定しなくても、リザルトキャッシュは24h有効
₋ サイズの制限はなし
₋ 性能検証を実施する際には同じSQLを複数回実行するため、無効化しておく
必要あり
• その他
₋ クラスタごとの同時実行数(デフォルト:8)はMAX_CONCURRENCY_LEVEL
で変更可能
28
性能を引き出すための検討事項(Snowflake)(2/2)
〇設計のポイント
• 1処理の目標時間を達成できるまでウェアハウスサイズを大きくし、同時に実行
したい処理数に合わせてクラスタ数を変更していくことで、性能要件(単一処理
性能、同時実行数)を満たすことができる。
• ピーク時にウェアハウスサイズ、およびクラスタ数をElasticに変更することが
可能。データベース内でパターンの異なる処理(軽い処理/重い処理、オンライ
ン/バッチ)がある場合は、ウェアハウスを分けることで、競合なく処理を共存
することが可能。これらを組み合わせることで、性能要件(単一処理性能、同時
実行数)に応じてシステム構成を柔軟に変更することができる。
29
性能を引き出すための検討事項(BigQuery)
〇設計のキーとなる項目
• パーティション分割
₋ コストに影響のあるスキャン対象データ量を減らすため、ファイル分割や
--time-partitioning_typeオプションを使用してテーブル作成
₋ カラムベースパーティション
〇設計のポイント
• 2,000スロット未満であれば自動で必要なリソース(スロット)を確保して使用し
てくれるが、調整可能なパラメータがなく同時実行性能を出すことが難しい。
• 軽い処理でも一定時間かかってしまうため、マスタをDataStoreに入れるなどの
工夫が必要。
• 大量データ集計を同時実行する場合には、スロット数が足りるかの検証も必要。
(スロット数を増やすにはお金が必要)
30
性能を引き出すための検討事項(Redshift)(1/2)
〇設計のキーとなる項目
• 分散キー
₋ ノード間でのデータ格納方法(EVEN分散、キー分散、ALL分散)を定義
₋ 再分散を避けるようなデータの持ち方を検討しておくことが重要で、実行計画
で再分散の状況を確認できるが、一番つらいのはDS_BCAST_INNER(全ノー
ドにデータをコピー)
• ソートキー
₋ ノード内のデータ格納方法(ソート順)を定義し、複数列を指定する場合は順番
が重要
₋ インターリーブドソートキーは複数列を指定する場合に、どの列を検索条件に
してもそれなりの検索性能を出すためのデータ格納方法を定義する
(データの変動に応じてVACUUM REINDXが必要となるため、多くの場合使用
する必然性はない)
• 列圧縮方式
₋ ANALYZE COMPRESSIONを実行するも、ほとんどの列でZSTDが推奨される
• ワークロード管理
₋ concurrency(デフォルト:5)にて同時実行数、wlm_query_slot_count(デフォ
ルト:1)でクエリに割り当てるメモリリソースを制御
31
性能を引き出すための検討事項(Redshift)(2/2)
〇設計のポイント
• テーブルごとに検索条件に指定する列が限られていればよいが、SQL内に複数の
CTE(共通テーブル式)があり、様々な列を指定されている場合には、テーブルが
非正規化されていると再分散の影響が大きくなる。
• 性能を出すには各種パラメータの最適値を導き出すための試行錯誤が必要。
• クラスタに対する同時実行数の最大が50で、ベストプラクティスとしては15以
下とも言われているため、同時実行には強くない。
• 拡張時のダウンタイムがつらい。
32
6. まとめ
33
データベースの在り方を根本的に変える設計思想
• これまで、1つのデータベースに対して異なるワークロードを実行していたため、
ワークロード管理が難しく性能を出すことが難しかった。
• コンピュートリソースとストレージが分離されたことで、1つのデータベースで競
合しない複数のコンピュートリソースを割り当てることが可能になった。
• 検索対象のデータはS3ではなく、コンピュートリソースのSSDにキャッシュとし
て保持されるため、データも競合しない。Unlimited Concurrency
• 競合が発生するために、用途ごとにデータベースを用意し、データを重複保持し
ていたが、開発環境以外は1つのデータベースのみの運用とすることが可能。
• 他の組織へのデータ連携も不要となり、ライブデータをセキュアに組織を跨いで
共有可能。
ぜひ試してみて下さい!
• 性能要件(単一実行性能、同時実行性能)に合わせて柔軟に環境を用意することが
可能。データベースを用途ごとに複数用意する必要なし。AWS/Azure上で動作す
るため、AWS/Azureの1サービスとして他サービスと組み合わせることが可能。
• アカウント登録、データベース作成/ロード/検索手順は以下に記載あり。
https://www.slideshare.net/mmotohas/snowflake-elastic-data-warehouse-as-
a-service-81459451
• これまで20年間データベースに関わってきたが、実際に使ってみて、機能、性能、
価格全てにおいて、素晴らしいと感じた。
• ベンダとしては、日本への進出は手探りのようだが、使ってもらえれば日本市場
をより強く意識するようになると思われる。
34
7. 参考情報
35
参考URL
• ドキュメント
https://docs.snowflake.net
• Snowflakeアーキテクチャ詳細
https://www.snowflake.net/resource/sigmod-2016-paper-snowflake-elastic-
data-warehouse/
• Snowflakeをデータベースではなく、データウェアハウスと呼んでいる理由
https://www.snowflake.com/what-makes-snowflake-data-warehouse/
• ブログ
https://www.snowflake.net/blog
https://www.snowflake.net/engineering-blog
• オンラインコミュニティ/サポートポータル
https://support.snowflake.net
• 価格
https://www.snowflake.net/product/pricing
https://docs.snowflake.net/manuals/user-guide/credits.html
https://docs.snowflake.net/manuals/user-guide/warehouses-multicluster.html
• 各種リソース
https://resources.snowflake.net
Snowflake Architecture and Performance(db tech showcase Tokyo 2018)

More Related Content

What's hot

Hadoopの概念と基本的知識
Hadoopの概念と基本的知識Hadoopの概念と基本的知識
Hadoopの概念と基本的知識Ken SASAKI
 
SQL大量発行処理をいかにして高速化するか
SQL大量発行処理をいかにして高速化するかSQL大量発行処理をいかにして高速化するか
SQL大量発行処理をいかにして高速化するかShogo Wakayama
 
Apache Hadoop YARNとマルチテナントにおけるリソース管理
Apache Hadoop YARNとマルチテナントにおけるリソース管理Apache Hadoop YARNとマルチテナントにおけるリソース管理
Apache Hadoop YARNとマルチテナントにおけるリソース管理Cloudera Japan
 
アプリ開発者、DB 管理者視点での Cloud Spanner 活用方法 | 第 10 回 Google Cloud INSIDE Games & App...
アプリ開発者、DB 管理者視点での Cloud Spanner 活用方法 | 第 10 回 Google Cloud INSIDE Games & App...アプリ開発者、DB 管理者視点での Cloud Spanner 活用方法 | 第 10 回 Google Cloud INSIDE Games & App...
アプリ開発者、DB 管理者視点での Cloud Spanner 活用方法 | 第 10 回 Google Cloud INSIDE Games & App...Google Cloud Platform - Japan
 
大量のデータ処理や分析に使えるOSS Apache Spark入門(Open Source Conference 2021 Online/Kyoto 発表資料)
大量のデータ処理や分析に使えるOSS Apache Spark入門(Open Source Conference 2021 Online/Kyoto 発表資料)大量のデータ処理や分析に使えるOSS Apache Spark入門(Open Source Conference 2021 Online/Kyoto 発表資料)
大量のデータ処理や分析に使えるOSS Apache Spark入門(Open Source Conference 2021 Online/Kyoto 発表資料)NTT DATA Technology & Innovation
 
はじめてのElasticsearchクラスタ
はじめてのElasticsearchクラスタはじめてのElasticsearchクラスタ
はじめてのElasticsearchクラスタSatoyuki Tsukano
 
Hadoop/Spark で Amazon S3 を徹底的に使いこなすワザ (Hadoop / Spark Conference Japan 2019)
Hadoop/Spark で Amazon S3 を徹底的に使いこなすワザ (Hadoop / Spark Conference Japan 2019)Hadoop/Spark で Amazon S3 を徹底的に使いこなすワザ (Hadoop / Spark Conference Japan 2019)
Hadoop/Spark で Amazon S3 を徹底的に使いこなすワザ (Hadoop / Spark Conference Japan 2019)Noritaka Sekiyama
 
「GraphDB徹底入門」〜構造や仕組み理解から使いどころ・種々のGraphDBの比較まで幅広く〜
「GraphDB徹底入門」〜構造や仕組み理解から使いどころ・種々のGraphDBの比較まで幅広く〜「GraphDB徹底入門」〜構造や仕組み理解から使いどころ・種々のGraphDBの比較まで幅広く〜
「GraphDB徹底入門」〜構造や仕組み理解から使いどころ・種々のGraphDBの比較まで幅広く〜Takahiro Inoue
 
強いて言えば「集約どう実装するのかな、を考える」な話
強いて言えば「集約どう実装するのかな、を考える」な話強いて言えば「集約どう実装するのかな、を考える」な話
強いて言えば「集約どう実装するのかな、を考える」な話Yoshitaka Kawashima
 
Apache Kafkaって本当に大丈夫?~故障検証のオーバービューと興味深い挙動の紹介~
Apache Kafkaって本当に大丈夫?~故障検証のオーバービューと興味深い挙動の紹介~Apache Kafkaって本当に大丈夫?~故障検証のオーバービューと興味深い挙動の紹介~
Apache Kafkaって本当に大丈夫?~故障検証のオーバービューと興味深い挙動の紹介~NTT DATA OSS Professional Services
 
Databricksを初めて使う人に向けて.pptx
Databricksを初めて使う人に向けて.pptxDatabricksを初めて使う人に向けて.pptx
Databricksを初めて使う人に向けて.pptxotato
 
データ収集の基本と「JapanTaxi」アプリにおける実践例
データ収集の基本と「JapanTaxi」アプリにおける実践例データ収集の基本と「JapanTaxi」アプリにおける実践例
データ収集の基本と「JapanTaxi」アプリにおける実践例Tetsutaro Watanabe
 
[Cloud OnAir] BigQuery の仕組みからベストプラクティスまでのご紹介 2018年9月6日 放送
[Cloud OnAir] BigQuery の仕組みからベストプラクティスまでのご紹介 2018年9月6日 放送[Cloud OnAir] BigQuery の仕組みからベストプラクティスまでのご紹介 2018年9月6日 放送
[Cloud OnAir] BigQuery の仕組みからベストプラクティスまでのご紹介 2018年9月6日 放送Google Cloud Platform - Japan
 
Snowflakeって実際どうなの?数多のDBを使い倒した猛者が語る
Snowflakeって実際どうなの?数多のDBを使い倒した猛者が語るSnowflakeって実際どうなの?数多のDBを使い倒した猛者が語る
Snowflakeって実際どうなの?数多のDBを使い倒した猛者が語るRyota Shibuya
 
PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud Native Database Meetup #3 発表資料)
PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud Native Database Meetup #3 発表資料)PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud Native Database Meetup #3 発表資料)
PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud Native Database Meetup #3 発表資料)NTT DATA Technology & Innovation
 
Data Factoryの勘所・大事なところ
Data Factoryの勘所・大事なところData Factoryの勘所・大事なところ
Data Factoryの勘所・大事なところTsubasa Yoshino
 
リクルートのビッグデータ活用基盤とビッグデータ活用のためのメタデータ管理Webのご紹介
リクルートのビッグデータ活用基盤とビッグデータ活用のためのメタデータ管理Webのご紹介リクルートのビッグデータ活用基盤とビッグデータ活用のためのメタデータ管理Webのご紹介
リクルートのビッグデータ活用基盤とビッグデータ活用のためのメタデータ管理Webのご紹介Recruit Technologies
 
機械学習の定番プラットフォームSparkの紹介
機械学習の定番プラットフォームSparkの紹介機械学習の定番プラットフォームSparkの紹介
機械学習の定番プラットフォームSparkの紹介Cloudera Japan
 
マイクロサービス 4つの分割アプローチ
マイクロサービス 4つの分割アプローチマイクロサービス 4つの分割アプローチ
マイクロサービス 4つの分割アプローチ増田 亨
 

What's hot (20)

Hadoopの概念と基本的知識
Hadoopの概念と基本的知識Hadoopの概念と基本的知識
Hadoopの概念と基本的知識
 
SQL大量発行処理をいかにして高速化するか
SQL大量発行処理をいかにして高速化するかSQL大量発行処理をいかにして高速化するか
SQL大量発行処理をいかにして高速化するか
 
Apache Hadoop YARNとマルチテナントにおけるリソース管理
Apache Hadoop YARNとマルチテナントにおけるリソース管理Apache Hadoop YARNとマルチテナントにおけるリソース管理
Apache Hadoop YARNとマルチテナントにおけるリソース管理
 
アプリ開発者、DB 管理者視点での Cloud Spanner 活用方法 | 第 10 回 Google Cloud INSIDE Games & App...
アプリ開発者、DB 管理者視点での Cloud Spanner 活用方法 | 第 10 回 Google Cloud INSIDE Games & App...アプリ開発者、DB 管理者視点での Cloud Spanner 活用方法 | 第 10 回 Google Cloud INSIDE Games & App...
アプリ開発者、DB 管理者視点での Cloud Spanner 活用方法 | 第 10 回 Google Cloud INSIDE Games & App...
 
大量のデータ処理や分析に使えるOSS Apache Spark入門(Open Source Conference 2021 Online/Kyoto 発表資料)
大量のデータ処理や分析に使えるOSS Apache Spark入門(Open Source Conference 2021 Online/Kyoto 発表資料)大量のデータ処理や分析に使えるOSS Apache Spark入門(Open Source Conference 2021 Online/Kyoto 発表資料)
大量のデータ処理や分析に使えるOSS Apache Spark入門(Open Source Conference 2021 Online/Kyoto 発表資料)
 
はじめてのElasticsearchクラスタ
はじめてのElasticsearchクラスタはじめてのElasticsearchクラスタ
はじめてのElasticsearchクラスタ
 
Hadoop/Spark で Amazon S3 を徹底的に使いこなすワザ (Hadoop / Spark Conference Japan 2019)
Hadoop/Spark で Amazon S3 を徹底的に使いこなすワザ (Hadoop / Spark Conference Japan 2019)Hadoop/Spark で Amazon S3 を徹底的に使いこなすワザ (Hadoop / Spark Conference Japan 2019)
Hadoop/Spark で Amazon S3 を徹底的に使いこなすワザ (Hadoop / Spark Conference Japan 2019)
 
「GraphDB徹底入門」〜構造や仕組み理解から使いどころ・種々のGraphDBの比較まで幅広く〜
「GraphDB徹底入門」〜構造や仕組み理解から使いどころ・種々のGraphDBの比較まで幅広く〜「GraphDB徹底入門」〜構造や仕組み理解から使いどころ・種々のGraphDBの比較まで幅広く〜
「GraphDB徹底入門」〜構造や仕組み理解から使いどころ・種々のGraphDBの比較まで幅広く〜
 
強いて言えば「集約どう実装するのかな、を考える」な話
強いて言えば「集約どう実装するのかな、を考える」な話強いて言えば「集約どう実装するのかな、を考える」な話
強いて言えば「集約どう実装するのかな、を考える」な話
 
Apache Kafkaって本当に大丈夫?~故障検証のオーバービューと興味深い挙動の紹介~
Apache Kafkaって本当に大丈夫?~故障検証のオーバービューと興味深い挙動の紹介~Apache Kafkaって本当に大丈夫?~故障検証のオーバービューと興味深い挙動の紹介~
Apache Kafkaって本当に大丈夫?~故障検証のオーバービューと興味深い挙動の紹介~
 
Databricksを初めて使う人に向けて.pptx
Databricksを初めて使う人に向けて.pptxDatabricksを初めて使う人に向けて.pptx
Databricksを初めて使う人に向けて.pptx
 
データ収集の基本と「JapanTaxi」アプリにおける実践例
データ収集の基本と「JapanTaxi」アプリにおける実践例データ収集の基本と「JapanTaxi」アプリにおける実践例
データ収集の基本と「JapanTaxi」アプリにおける実践例
 
[Cloud OnAir] BigQuery の仕組みからベストプラクティスまでのご紹介 2018年9月6日 放送
[Cloud OnAir] BigQuery の仕組みからベストプラクティスまでのご紹介 2018年9月6日 放送[Cloud OnAir] BigQuery の仕組みからベストプラクティスまでのご紹介 2018年9月6日 放送
[Cloud OnAir] BigQuery の仕組みからベストプラクティスまでのご紹介 2018年9月6日 放送
 
NetflixにおけるPresto/Spark活用事例
NetflixにおけるPresto/Spark活用事例NetflixにおけるPresto/Spark活用事例
NetflixにおけるPresto/Spark活用事例
 
Snowflakeって実際どうなの?数多のDBを使い倒した猛者が語る
Snowflakeって実際どうなの?数多のDBを使い倒した猛者が語るSnowflakeって実際どうなの?数多のDBを使い倒した猛者が語る
Snowflakeって実際どうなの?数多のDBを使い倒した猛者が語る
 
PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud Native Database Meetup #3 発表資料)
PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud Native Database Meetup #3 発表資料)PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud Native Database Meetup #3 発表資料)
PostgreSQLをKubernetes上で活用するためのOperator紹介!(Cloud Native Database Meetup #3 発表資料)
 
Data Factoryの勘所・大事なところ
Data Factoryの勘所・大事なところData Factoryの勘所・大事なところ
Data Factoryの勘所・大事なところ
 
リクルートのビッグデータ活用基盤とビッグデータ活用のためのメタデータ管理Webのご紹介
リクルートのビッグデータ活用基盤とビッグデータ活用のためのメタデータ管理Webのご紹介リクルートのビッグデータ活用基盤とビッグデータ活用のためのメタデータ管理Webのご紹介
リクルートのビッグデータ活用基盤とビッグデータ活用のためのメタデータ管理Webのご紹介
 
機械学習の定番プラットフォームSparkの紹介
機械学習の定番プラットフォームSparkの紹介機械学習の定番プラットフォームSparkの紹介
機械学習の定番プラットフォームSparkの紹介
 
マイクロサービス 4つの分割アプローチ
マイクロサービス 4つの分割アプローチマイクロサービス 4つの分割アプローチ
マイクロサービス 4つの分割アプローチ
 

Similar to Snowflake Architecture and Performance(db tech showcase Tokyo 2018)

データ分析を支える技術 DWH再入門
データ分析を支える技術 DWH再入門データ分析を支える技術 DWH再入門
データ分析を支える技術 DWH再入門Satoru Ishikawa
 
Snowflake Architecture and Performance
Snowflake Architecture and PerformanceSnowflake Architecture and Performance
Snowflake Architecture and PerformanceMineaki Motohashi
 
【講演資料】ビッグデータ時代の経営を支えるビジネスアナリティクスソリューション
【講演資料】ビッグデータ時代の経営を支えるビジネスアナリティクスソリューション【講演資料】ビッグデータ時代の経営を支えるビジネスアナリティクスソリューション
【講演資料】ビッグデータ時代の経営を支えるビジネスアナリティクスソリューションDell TechCenter Japan
 
Microsoft Ignite Fall 2021 Data Platform Update Topics
Microsoft Ignite Fall 2021 Data Platform Update TopicsMicrosoft Ignite Fall 2021 Data Platform Update Topics
Microsoft Ignite Fall 2021 Data Platform Update TopicsMicrosoft
 
[Oracle Innovation Summit Tokyo 2018] 水環境の持続を支えるクラウド型ICTプラットフォーム「Water Busine...
[Oracle Innovation Summit Tokyo 2018] 水環境の持続を支えるクラウド型ICTプラットフォーム「Water Busine...[Oracle Innovation Summit Tokyo 2018] 水環境の持続を支えるクラウド型ICTプラットフォーム「Water Busine...
[Oracle Innovation Summit Tokyo 2018] 水環境の持続を支えるクラウド型ICTプラットフォーム「Water Busine...オラクルエンジニア通信
 
Tableauが魅せる Data Visualization の世界
Tableauが魅せる Data Visualization の世界Tableauが魅せる Data Visualization の世界
Tableauが魅せる Data Visualization の世界Takahiro Inoue
 
BigData-JAWS#16 Lake House Architecture
BigData-JAWS#16 Lake House ArchitectureBigData-JAWS#16 Lake House Architecture
BigData-JAWS#16 Lake House ArchitectureSatoru Ishikawa
 
D1-2-S07 オンプレミスのデータウェアハウス基盤を BigQuery へ
D1-2-S07 オンプレミスのデータウェアハウス基盤を BigQuery へD1-2-S07 オンプレミスのデータウェアハウス基盤を BigQuery へ
D1-2-S07 オンプレミスのデータウェアハウス基盤を BigQuery へHideaki Tokida
 
[de:code 2019 振り返り Night!] Data Platform
[de:code 2019 振り返り Night!] Data Platform[de:code 2019 振り返り Night!] Data Platform
[de:code 2019 振り返り Night!] Data PlatformNaoki (Neo) SATO
 
【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(前編)
【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(前編)【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(前編)
【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(前編)日本マイクロソフト株式会社
 
【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(後編)
【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(後編)【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(後編)
【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(後編)日本マイクロソフト株式会社
 
[db tech showcase Tokyo 2017] E35: 12台でやってみた!DWHソフトウェアアプライアンス Db2 Warehouse ~...
[db tech showcase Tokyo 2017] E35: 12台でやってみた!DWHソフトウェアアプライアンス Db2 Warehouse ~...[db tech showcase Tokyo 2017] E35: 12台でやってみた!DWHソフトウェアアプライアンス Db2 Warehouse ~...
[db tech showcase Tokyo 2017] E35: 12台でやってみた!DWHソフトウェアアプライアンス Db2 Warehouse ~...Insight Technology, Inc.
 
Sit tokyo2022 How does DWC change future of business analytics
Sit tokyo2022 How does DWC change future of business analyticsSit tokyo2022 How does DWC change future of business analytics
Sit tokyo2022 How does DWC change future of business analyticsssuserf40d8b
 
DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...
DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...
DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...Google Cloud Platform - Japan
 
【de:code 2020】 Power Platform で広がるデータ インテグレーションの世界 (1/2)
【de:code 2020】 Power Platform で広がるデータ インテグレーションの世界 (1/2)【de:code 2020】 Power Platform で広がるデータ インテグレーションの世界 (1/2)
【de:code 2020】 Power Platform で広がるデータ インテグレーションの世界 (1/2)日本マイクロソフト株式会社
 
WebDB Forum 2012 基調講演資料
WebDB Forum 2012 基調講演資料WebDB Forum 2012 基調講演資料
WebDB Forum 2012 基調講演資料Recruit Technologies
 
ゲームだけじゃないHTML5
ゲームだけじゃないHTML5ゲームだけじゃないHTML5
ゲームだけじゃないHTML5Osamu Shimoda
 
[Cloud OnAir] ハイブリッドクラウドと Google Cloud 〜戦略的なクラウド活用を考える〜 2019年2月7日 放送
[Cloud OnAir] ハイブリッドクラウドと Google Cloud 〜戦略的なクラウド活用を考える〜 2019年2月7日 放送[Cloud OnAir] ハイブリッドクラウドと Google Cloud 〜戦略的なクラウド活用を考える〜 2019年2月7日 放送
[Cloud OnAir] ハイブリッドクラウドと Google Cloud 〜戦略的なクラウド活用を考える〜 2019年2月7日 放送Google Cloud Platform - Japan
 
[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎
[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ  by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ  by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎
[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎Insight Technology, Inc.
 

Similar to Snowflake Architecture and Performance(db tech showcase Tokyo 2018) (20)

データ分析を支える技術 DWH再入門
データ分析を支える技術 DWH再入門データ分析を支える技術 DWH再入門
データ分析を支える技術 DWH再入門
 
Snowflake Architecture and Performance
Snowflake Architecture and PerformanceSnowflake Architecture and Performance
Snowflake Architecture and Performance
 
【講演資料】ビッグデータ時代の経営を支えるビジネスアナリティクスソリューション
【講演資料】ビッグデータ時代の経営を支えるビジネスアナリティクスソリューション【講演資料】ビッグデータ時代の経営を支えるビジネスアナリティクスソリューション
【講演資料】ビッグデータ時代の経営を支えるビジネスアナリティクスソリューション
 
Microsoft Ignite Fall 2021 Data Platform Update Topics
Microsoft Ignite Fall 2021 Data Platform Update TopicsMicrosoft Ignite Fall 2021 Data Platform Update Topics
Microsoft Ignite Fall 2021 Data Platform Update Topics
 
[Oracle Innovation Summit Tokyo 2018] 水環境の持続を支えるクラウド型ICTプラットフォーム「Water Busine...
[Oracle Innovation Summit Tokyo 2018] 水環境の持続を支えるクラウド型ICTプラットフォーム「Water Busine...[Oracle Innovation Summit Tokyo 2018] 水環境の持続を支えるクラウド型ICTプラットフォーム「Water Busine...
[Oracle Innovation Summit Tokyo 2018] 水環境の持続を支えるクラウド型ICTプラットフォーム「Water Busine...
 
Tableauが魅せる Data Visualization の世界
Tableauが魅せる Data Visualization の世界Tableauが魅せる Data Visualization の世界
Tableauが魅せる Data Visualization の世界
 
BigData-JAWS#16 Lake House Architecture
BigData-JAWS#16 Lake House ArchitectureBigData-JAWS#16 Lake House Architecture
BigData-JAWS#16 Lake House Architecture
 
D1-2-S07 オンプレミスのデータウェアハウス基盤を BigQuery へ
D1-2-S07 オンプレミスのデータウェアハウス基盤を BigQuery へD1-2-S07 オンプレミスのデータウェアハウス基盤を BigQuery へ
D1-2-S07 オンプレミスのデータウェアハウス基盤を BigQuery へ
 
[de:code 2019 振り返り Night!] Data Platform
[de:code 2019 振り返り Night!] Data Platform[de:code 2019 振り返り Night!] Data Platform
[de:code 2019 振り返り Night!] Data Platform
 
【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(前編)
【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(前編)【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(前編)
【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(前編)
 
【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(後編)
【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(後編)【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(後編)
【de:code 2020】 Azure Synapse Analytics 技術編 ~ 最新の統合分析プラットフォームによる新しい価値の創出(後編)
 
[db tech showcase Tokyo 2017] E35: 12台でやってみた!DWHソフトウェアアプライアンス Db2 Warehouse ~...
[db tech showcase Tokyo 2017] E35: 12台でやってみた!DWHソフトウェアアプライアンス Db2 Warehouse ~...[db tech showcase Tokyo 2017] E35: 12台でやってみた!DWHソフトウェアアプライアンス Db2 Warehouse ~...
[db tech showcase Tokyo 2017] E35: 12台でやってみた!DWHソフトウェアアプライアンス Db2 Warehouse ~...
 
Sit tokyo2022 How does DWC change future of business analytics
Sit tokyo2022 How does DWC change future of business analyticsSit tokyo2022 How does DWC change future of business analytics
Sit tokyo2022 How does DWC change future of business analytics
 
DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...
DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...
DeNA のデータ活用を支える BigQuery データの民主化とガバナンス強化の軌跡 | Google Cloud INSIDE Games & App...
 
【de:code 2020】 Power Platform で広がるデータ インテグレーションの世界 (1/2)
【de:code 2020】 Power Platform で広がるデータ インテグレーションの世界 (1/2)【de:code 2020】 Power Platform で広がるデータ インテグレーションの世界 (1/2)
【de:code 2020】 Power Platform で広がるデータ インテグレーションの世界 (1/2)
 
20161125 Asakusa Framework Day オラクル講演資料
20161125 Asakusa Framework Day オラクル講演資料20161125 Asakusa Framework Day オラクル講演資料
20161125 Asakusa Framework Day オラクル講演資料
 
WebDB Forum 2012 基調講演資料
WebDB Forum 2012 基調講演資料WebDB Forum 2012 基調講演資料
WebDB Forum 2012 基調講演資料
 
ゲームだけじゃないHTML5
ゲームだけじゃないHTML5ゲームだけじゃないHTML5
ゲームだけじゃないHTML5
 
[Cloud OnAir] ハイブリッドクラウドと Google Cloud 〜戦略的なクラウド活用を考える〜 2019年2月7日 放送
[Cloud OnAir] ハイブリッドクラウドと Google Cloud 〜戦略的なクラウド活用を考える〜 2019年2月7日 放送[Cloud OnAir] ハイブリッドクラウドと Google Cloud 〜戦略的なクラウド活用を考える〜 2019年2月7日 放送
[Cloud OnAir] ハイブリッドクラウドと Google Cloud 〜戦略的なクラウド活用を考える〜 2019年2月7日 放送
 
[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎
[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ  by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ  by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎
[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎
 

Recently uploaded

論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...Toru Tamaki
 
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By DanielPostman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Danieldanielhu54
 
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Yuma Ohgami
 
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A surveyToru Tamaki
 
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムスマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムsugiuralab
 
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNetToru Tamaki
 
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)Hiroki Ichikura
 
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略Ryo Sasaki
 
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものですiPride Co., Ltd.
 
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdfTSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdftaisei2219
 

Recently uploaded (10)

論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
 
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By DanielPostman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
 
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
 
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
 
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムスマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
 
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
 
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
 
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
 
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
 
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdfTSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
 

Snowflake Architecture and Performance(db tech showcase Tokyo 2018)