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Facebookアクティブ利用者は 9億人超
7. 企業は、あらゆる顧客接点で、生活者に評価される
クチコミ = ブランド評価の種
ソーシャルメディア 全局面で企業と顧客の接点であり、
顧客同士の対話プラットフォーム
カスタマー
ウェブサイト
サービス
ロイヤリティ
広告
プログラム
購買後体験 購買前体験
製品サービス
販促用印刷物
品質
購買体験
製品サービスの
販売担当員
品 え
購買時点
ディスプレイ
8. 顧客接点こそ、『 真実の瞬間 』
顧客は「歩く広告塔」
「真実の瞬間」が切り取られ、
顧客接点は「広告が生まれる瞬間」
ソーシャルメディアで拡散していく
スカンジナビア航空では、年1000万人の旅客が5人の社員と15秒接触する
その瞬間こそ、顧客の脳裏にブランドの印象が刻みつけられる最も大切な時
スカンジナビア航空が最良の選択だった、と納得いただかなくてはいけない
16. IBM CEO Study 2012 ∼ CEOに意識変革が起きている
世界的組織のトップ1709名へのインタビュー調査
高業績企業と低業績企業に分類、相違点を明確化
17. IBM CEO Study 2012 ∼ CEOに意識変革が起きている
経済活動は地域を越えて連結し、製品サービス、資本、情報、
そして人材は、国境を越えて世界を飛び回っている。
また、ソーシャル・メディアの広がりで、人々はより広い範囲
で密接にコミュニケーションをとるようになった。人々は重要
なステークホルダーであり、自社の顧客であり、社員でもある。
こうした環境をわれわれは「コネクテッド・エコノミー」と
名付けた。この激変する環境の中で高業績企業の経営トップは
(1) 社員 (2) 顧客 (3) 取引先 との関係性を深め「つながりに
よる優位性の構築」を目指していることがわかった。
18. IBM CEO Study 2012 ∼ CEOに意識変革が起きている
ソーシャルメディアは、大切な顧客接点となる
3-5年後に256%
19. IBM CEO Study 2012 ∼ CEOに意識変革が起きている
新たな「つながり」を構築する
世界のトップは、何で価値創造しようとしているか?
人的資本 71% 図2
企業価値
顧客とのリレーション 66%
半数を超
製品 サービスのイノベーション
・ 52% ションお
ブランド 43% 的 に向 上
ビジネスモデルのイノベーション 33% いる。
テクノロジー 30%
外部パートナーとのネットワーク 28%
データへのアクセス、データからの洞察 25%
研究開発、知的財産 22%
価格 収益モデルのイノベーション
・ 19%
物的資産 15%
企業の社会的責任の追求 13%
原材料の入手可能性 8%
23. 透明性の時代、新しいマネジメントスタイルが求められている
∼ トップダウンから、共有価値観に基づく自律判断へ ∼
Zappos 10のコアバリュー (共通の価値観)
1. サービスを通して「ワオ!」という驚きの体験を届ける
2. 変化を受け入れ、変化を推進する
3. 楽しさとちょっと変なものを創造する
4. 冒険好きで、創造的で、オープン・マインドであれ
5. 成長と学びを追求する
6. コミュニケーションを通じて、オープンで誠実な人間関係を築く
7. ポジティブなチームとファミリー精神を築く
8. より少ないものからより多くの成果を
9. 情熱と強い意志を持て
10.謙虚であれ Zappos CEO
トニー・シェイ
24. 顧客感動の創造は、インサイドアウト
社員が自社を愛する
社員が価値観を共有する
社員が価値観にそって自律的に行動する
顧客が「統一されたブランド体験」を享受する
顧客感動の創造はインサイドアウト
内面 (インサイド) から変える。企業自身の根本的なパラダイムや動機、社風などを
変えることから始める。自身を改善せずに他者との関係を改善することはできない。
外側 (アウトサイド) からもたらされた永続的な問題解決や幸福、成功はないのだ。
「7つの習慣」 スティーブン・コヴィー
25. 広がるソーシャルシフト ∼ ソーシャルメディアで経営改革、老舗食品スーパーの決断
カスミ 小浜裕正会長
『ソーシャルシフト』に書かれている事例を知り、カルチャー
ショックを受けた。何を言ってるんだと思われるかもしれない
けれど、それほど立ち遅れていた。地べたに這いつくばって汗
水垂らし、お客様に頭を下げていればいいんだと、ずっと思っ
てやってきたから。
2012年2月期の売上高は約2200億円、営業利益は77億円
と、ともに過去最高を見込む。だが、チェーンストア産業の生
き字引ともいえる小浜会長は今、業績のV字回復を果たしなが
らも、強烈な危機感にさいなまれているという。
「我々はお客様の声を聞くと言いながら、じつは何も聞いてい
ないに等しかった。本質も捉えることができていない。地域の
生活者との接点のあり方を根本から変えないと、過去の経験の
積み上げだけではこの先、生き残るのは難しい。」
懊悩していた小浜会長は、書籍との出会いを機にソーシャルメ
ディアを経営に生かすという未知の世界へと踏み出す。
出典) 日本経済新聞社 Web刊 2012年2月22日
27. ミッション
ビジョン
コアバリュー
社員協働メカニズム
ビジネスモデル
顧客経験価値
事業成果
永続性は インサイドアウトから
内面 (インサイド) から変える。企業自身の根本的なパラダイムや動機、社風などを
変えることから始める。自身を改善せずに他者との関係を改善することはできない。
外側 (アウトサイド) からもたらされた永続的な問題解決や幸福、成功はないのだ。
「7つの習慣」 スティーブン・コヴィー
28. ミッション
ビジョン
コアバリュー
Why What How
ミッション ビジョン コアバリュー
持続可能な存在意義 未来へ導く羅針盤 組織としての共有価値観
幸せをお届けする 最高のサービスカンパニー 10のコアバリュー
・何によって世界をより良くするか? ・どんな会社、組織になりたいか? ・使命遂行にあたっての独自の価値は?
・持続可能な使命か? ・独りよがりではなく、三方よしか? ・社員の行動を導く内容か?
・事業に独創性があるか? ・社員が実現可能性を感じる未来像か? ・社員を幸せにするか?
・社会のどんな課題や需要に対して、 ・社員が夢を感じ、ともに歩みたいと ・社員の創造性や協働を促進し、独自の
持続的に、どんな価値を創造するか? 心から願う未来像になっているか? 価値創造に繋がる必要十分な内容か?
29. ミッション
社員協働
ビジョン
メカニズム
コアバリュー
社長
チーム チーム
営業 開発 チーム 社長 チーム
本社機構
チーム チーム
エリア1 エリア2 製品A 製品B
Social Platform
統制も情報も階層構造 統制も情報もマトリクス構造 全社情報共有、チームは自律行動
(ただし構造は企業によって多彩)
ソーシャルメディア時代における「有機的組織」の特徴
1. 5-15人程度の自律したチームを核に、チーム総合体も150名までの顔の見える組織
2. 使命と価値観、目標に基づき、チームは自律活動
3. 管理部門や管理職の使命は、チームの後方支援
4. 組織形態は多様。理想的には「経営トップ = 本社機構 = チーム」の同心円組織
5. 全社員が、情報共有コラボレーション・プラットフォームに参加
6. パートナーと顧客に、コラボレーションの輪を順次拡大
30. (参考資料) ソーシャルネットワークにおける人間関係の階層
5人 ... 人間関係の中心
15人 ... 強い絆と共感を持つ
5 50人 ... 定期的に会い、近況を知る
150人 ... 人を個人と認識できる限界
15
500人 ... 一時的で弱い関係性を持つ
50
150
500
日経BP社 「ウェブはグループで進化する」より
31. ミッション
社員協働
ビジョン
メカニズム
コアバリュー
社員協働のピラミッド
動
機
自己実現 フロー体験、興味と業務の一致、企業愛、
づ フロー
け 自己成長の実感、社会貢献の実感
体験
要
因 承認と尊重
意見尊重 意見の尊重、社内外での存在認知、
褒める文化 経営参画意識、リアルタイムな評価
所属と愛
チームワーク、仲間意識、
衛 チームワーク、情報共有 情報共有と交流による一体感
生
安全
要 適正な労働時間と 安全な業務、適正な労働時間、
因 雇用に対する安心感
雇用に対する安心感
生存
生活を支える収入
報酬
「人間は欲求の動物であり、完全に満足した状態は短期間しか続かない。ある欲求が満たされると
次の欲求が湧き上がる。満たされた欲求は、行動の動機づけにならない」 アブラハム・マズロー
32. ミッション
社員協働
ビジョン ビジネスモデル
メカニズム
コアバリュー
1. ミッションと社会の課題に基づき、社会との共通価値を設定
2. コアバリュー・外部環境・顧客ニーズから、個性的なビジネスモデルを策定
顧客接点での
価値創造へ
社会の課題 外部環境 顧客ニーズ
共通価値
ビジネスモデル
(Shared Values)
ミッション コアバリュー
33. ミッション
社員協働
ビジョン ビジネスモデル
メカニズム
コアバリュー
1. ミッションと社会の課題に基づき、社会との共通価値を設定
2. コアバリュー・外部環境・顧客ニーズから、個性的なビジネスモデルを策定
ビジネスモデル
全般管理 (インフラストラクチャ)
人的資源管理
ヒト
技術開発
カネ 利益
調達活動
モノ 情報 ノウハウ
カネ 販売 共感 ブランド
購買物流 製造 出荷物流 サービス
マーケ
34. ミッション
社員協働
ビジョン ビジネスモデル
メカニズム
コアバリュー
ビジネスモデルの進化 ・導入∼成長期 リーンスタートアップ方式
・成長∼成熟期 生活者参加でホールプロダクト戦略
社員、顧客、パートナーとの
共創でホールプロダクト戦略
コア→期待→拡張→理想
リーン・スタートアップ方式
出典) IT Initiative (キャズム理論)
35. ミッション
社員協働
ビジョン ビジネスモデル 顧客経験価値
メカニズム
コアバリュー
出典) NRF Mobile Retail INITIATIVE Mobile Retailing Blueprint V2.0.0
リアル店舗のメリット ネット店舗のメリット
・よく調整された品 え ・圧倒的な品ぞろえ
・親切で行き届いた接客 オムニチャネル・リテイリング ・いつでもどこでもの利便性
・イベントや買い物体験 ・豊富な商品情報
・商品サービスの仮体験 どちらかの選択から、いいトコ取りの融合へ ・便利な検索機能
・その場で持ち帰り可能 ・価格比較や特典
・初期設定や修理が可能 ・第三者レビューを閲覧
・返品が容易 ・しがらみがない買い物
36. ミッション
社員協働
ビジョン ビジネスモデル 顧客経験価値
メカニズム
コアバリュー
顧客経験価値のピラミッド
Zappos Pyramid
情
自己実現 陶酔するような逸品、わくわくの買い物体験、
緒 Wow!
価 驚きの顧客サポート、社会貢献への一体感
体験
値
承認と尊重
特別会員としての待遇、事前期待を上回る
特別感、アップグレード サービス、 重要感を感じさせる演出
所属と愛
社員や生産者との顔の見える交流、
機 フレンドリーで親切な対応 顧客コミュニティ内での交流
能
安全
価 安全と安心、品 え
値 長い期間における品質
快適なウェブ体験と豊富な商品在庫
生存
商品の質、価格、納期
商品のコストパフォーマンス
「人間は欲求の動物であり、完全に満足した状態は短期間しか続かない。ある欲求が満たされると
次の欲求が湧き上がる。満たされた欲求は、行動の動機づけにならない」 アブラハム・マズロー
37. ミッション
社員協働
ビジョン ビジネスモデル 顧客経験価値 事業成果
メカニズム
コアバリュー
ピラミッドの各階層を指標化
学習・成長の視点 組織階層ごとに継続測定し 業務プロセスの視点
・平均賃金、労働時間、離職率 ・売上、原価率、客単価、坪単価
・社員アンケート ・商品売上、原価率、廃棄率
バランス・スコアカード による
パランスのとれた事業成果の評価
ノルマではなく、オープン化
財務の視点 顧客の視点
・売上成長率、営業利益成長率 ・価格比較、購入配送RT、欠品率
・総資産経常利益率、人時売上高 社内全員で共有する ・リピート率、顧客満足度、NPS
ピラミッドの各階層を指標化
42. SOCIAL
SHIFT
Framework
【理念】 規律から、自律へ
【組織】 統制から、透明へ
【事業】 競争から、共創へ
【価値】 機能から、情緒へ
【目標】 利益から、持続へ
43. ミッション
ビジョン
コアバリュー
社員協働メカニズム
ビジネスモデル
顧客経験価値
事業成果
貴社をインサイドアウトで変革するための
ソーシャルシフト・フレームワーク
44. ミッション
ビジョン
コアバリュー
Why What How
ミッション ビジョン コアバリュー
持続可能な存在意義 未来へ導く羅針盤 組織としての共有価値観
・何によって世界をより良くするか? ・どんな会社、組織になりたいか? ・使命遂行にあたっての独自の価値は?
・持続可能な使命か? ・独りよがりではなく、三方よしか? ・社員の行動を導く内容か?
・事業に独創性があるか? ・社員が実現可能性を感じる未来像か? ・社員を幸せにするか?
・社会のどんな課題や需要に対して、 ・社員が夢を感じ、ともに歩みたいと ・社員の創造性や協働を促進し、独自の
持続的に、どんな価値を創造するか? 心から願う未来像になっているか? 価値創造に繋がる必要十分な内容か?
ミッション ビジョン コアバリュー
45. ミッション
社員協働
ビジョン
メカニズム
コアバリュー
ソーシャルメディア時代の有機的組織
チーム チーム 1. 5-15人程度の自律したチームを核に、チーム総合体も150名まで
2. 使命と価値観、目標に基づき、チームは自律活動
チーム 社長 チーム
3. 管理部門や管理職の使命は、チームの後方支援
本社機構
チーム チーム 4. 理想的には「経営トップ = 本社機構 = チーム」の同心円組織
5. 全社員が、情報共有コラボレーション・プラットフォームに参加
Social Platform
6. パートナーと顧客に、コラボレーションの輪を順次拡大
全社情報共有、チームは自律行動
あるべき組織とは?
46. ミッション
社員協働
ビジョン
メカニズム
コアバリュー
自己実現
動
機
づ フロー
け 体験
要
因
意見尊重 承認と尊敬
褒める文化
所属と愛
衛 チームワーク、情報共有
生
要 適正な労働時間と 安全
因
雇用に対する安心感
生存
報酬
社員協働のピラミッド設計
47. ミッション
社員協働
ビジョン ビジネスモデル
メカニズム
コアバリュー
顧客接点での
社会の課題 外部環境 顧客ニーズ 価値創造へ
共通価値 (Shared Values) ビジネスモデル
ミッション コアバリュー
48. ミッション
社員協働
ビジョン ビジネスモデル 顧客経験価値
メカニズム
コアバリュー
自己実現
情
緒 Wow!
価 体験
値
特別感 承認と尊敬
アップグレード
所属と愛
機 フレンドリーで親切な応対
能
価 安全
値
安全・安心・新鮮・商品の品揃え
生存
商品のコストパフォーマンス
顧客経験価値のピラミッド設計
49. ミッション
社員協働
ビジョン ビジネスモデル 顧客経験価値 事業成果
メカニズム
コアバリュー
ピラミッドの各階層を指標化
学習・成長の視点 業務の視点
組織階層ごとに継続測定し
バランス・スコアカード による
パランスのとれた事業成果の評価
ノルマではなく、オープン化
財務の視点 顧客の視点
社内全員で共有する
ピラミッドの各階層を指標化
52. 斉藤徹
1985年4月 慶應義塾大学理工学部卒業後、日本IBM株式会社入社
1991年2月 株式会社フレックスファームを創業
2004年4月 同社全株式を売却
2005年7月 株式会社ループス・コミュニケーションズを創業
現在、ループス社は、ソーシャルメディアのビジネス活用に関する
コンサルティング事業を幅広く展開している。
「ソーシャルシフト」「新ソーシャルメディア完全読本」
「ソーシャルメディア・ダイナミクス」「Twitterマーケティング」
「Webコミュニティで一番大切なこと」「SNSビジネスガイド」
など著書多数。講演も年間100回ほどこなしている。
Facebook : toru.saito
Twitter : toru_saito
講演実績 (掲載許諾をいただいた講演のみ、株式会社は省略、五十音順、2012年3月15日更新) は以下の通り。
・社内(役員社員向け)講演
アント・キャピタル・パートナーズ様、NHKエンタープライズ様、NTTアド様、関西電力様、KDDI様、資生堂様、
スポーツオアシス様、大広様、D2C様、DAC様、電通様、電通テック様、トッパン・フォームズ様、日清食品様、
日本オラクル様、博報堂様、博報堂DYメディアパートナーズ様、パナソニック様、BSフジ様、ビルコム様、
フレッシュ・デルモンテ・ジャパン様、三菱UFJニコス様 他
・展示会、クライアント向け講演
IMJ様、アスキー総研様、ITマネジメントサポート協同組合様、ADTECH東京様、アライドアーキテクツ様、
いよココロザシ大学様、インフォバーン様、Web2.0様、ACフォーラム様、オプト様、グローバルコモンズ様、
コミュニティデザイン様、佐賀商工会議所様、CIOマガジン様、ジークラウド様、JPモルガン証券様、
消費者関連専門家会議様、翔泳社様、情報通信総合研究所様、セールスフォース様、ティップネス様、
デジタルハリウッド大学様、ツイートアカデミー様、TechWave様、凸版印刷様、トッパン・フォームズ様、
日経新聞社様、日経BP様、日本アドバタイザーズ協会様、日本カードビジネス様、日本システム開発様、
日本商工会議所様、日本生産性本部様、日本電気様、ビジネスバンク様、ビジネスブレイクスルー様、
プラスアルファコンサルティング様、保険サービスシステム様、毎日コミュニケーションズ様、マインドフリー様、
丸の内ブランドフォーラム様、三菱UFJモルガン・スタンレー証券様、メンバーズ様、LineUp様、楽天様 他
各種講演、承っております。
saito@looops.net ( o は3つです)